暁烏敏賞 平成7年第2部門梗概「教え育てる真の"教育"をめざして」

ページ番号1002617  更新日 2022年2月15日

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写真:暁烏敏像

第11回暁烏敏賞入選梗概

第2部門:【青少年の健全育成に関する論文または実践記録・提言】

  • 論文題名 「教え育てる真の"教育"をめざして」
  • 氏名 小久保 純一
  • 年齢 38歳
  • 住所 三重県鳥羽市在住
  • 職業 専門学校講師

論文概要

現代の教育はあまりにも教えることに重点が置かれ過ぎている。教育とはその名の通り教えることと育てることのバランスが重要である。

子どもをよく勉強"させる"教育者は、実は"させる"のではなく、子どもの"自ら学ぼう"とする力に刺激を与え、援助を与えているのである。指示待ち症候群といわれる現代の青少年の姿は、大人達の都合のよいように育てられた"よい子"の悲劇であると言える。子どもは親の指図で全てを決められてしまい、自ら判断する力が育てられていない。まして、その親までが自ら判断しようとせず他人まかせになってしまっている。

親や教師の言うことを聞かせることが教育でなく、子どもが自分のことを自分で判断できる力をつけさせることこそが真の教育である。

″教えること″のプロはたくさんいるが、"育てること"のプロはほとんどいない。「やる気を育てる」いう言葉はあっても「やる気を教える」という言葉はない。生涯学習の基礎にもなっている内発的動機づけもまさにこれである。

このように考えると、教育のスタートを幼児期からの家庭教育に置く必要性がクローズアップされる。教育の根本は学校をどうするかとか、入試制度の手直しではない。本当の教育は家庭から始まることを認識すべきであり、それを忘れた教育論は砂上の楼閣である。

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