暁烏敏賞 平成17年第2部門梗概「福祉と非行 元刑事と非行少年の軌跡」

ページ番号1002561  更新日 2022年2月15日

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第21回暁烏敏賞入選論文

第2部門:【青少年の健全育成に関する論文または実践記録・提言】

写真:覚華鏡

  • 論文題名 福祉と非行 元刑事と非行少年の軌跡
  • 氏名 松浦 一樹
  • 住所 京都府京都市山科区在住
  • 職業 福祉施設職員

論文概要

この論文は、青少年健全育成を目指す少年課刑事が福祉施設との出会いにより、障害者施設で非行少年を育てるという発想が芽生え、警察官を退職して行った青少年健全育成活動の実践記録である。

かねてから日本の青少年健全育成には間違ったり失敗したことはとがめられるが、その後に頑張りたいと思っても頑張りたい場所がないこと、指導してくれる人がいないことに問題を感じていた。

ある時、事件で知的障害者作業施設との出会いがあり、その施設の魅力に魅了される。そこでは様々な障害を持った方たちが箱を折る作業を黙々とされていた。障害者の人たちすべてが完璧にその作業ができるわけではない。できることもあるができないことも多い。できないことはできる人がカバーする。お互いが協力し合いながらの作業。しかもとても楽しそうに作業されていた。この風景を目の当たりにしたとき、「ここなら頑張りたい、やり直したいと思う非行少年が一緒にがんばれるかもしれない」と直感した。

そして、周囲の反対を押し切って警察官を退職。第二のスタートを福祉施設できり、少年院から出てきた少年たちを引き取り育てていく。立ち直る少年もいれば、出てきてすぐに元の世界に戻ってしまう子もいる。

しかし、大切なのは更正した後すぐに育成することである。頑張りたいと思った子供に頑張る場所がない、教えてくれる人がいないと元の世界に戻るのは目に見えている。だから再犯率が高いのだ。この問題点に気づいてほしい。

頑張りたい子供たちに頑張らせるには、彼らを必要とする場所がいる。その環境でただ働かされるのではなく、色々なことが勉強できる場所が必要なのである。そのほとんどを満たすのが障害者の作業施設である。K少年と松田(仮称)元刑事の軌跡を実践記録としてまとめてみた。

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