おわりに(感性のびのび 心があたたまる話集)

ページ番号1002160  更新日 2022年2月8日

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今日の子どもたちの状況について、人間としてよりよく生きていく基礎となる社会体験、自然体験、生活体験などが不足し、生命を大切にする心や他人を思いやる心、善悪の判断などの規範意識、倫理観などが十分育っていないことが指摘されています。
「生きる力」の核となる豊かな人間性を育むためには、学校において道徳教育の充実のための取り組みを積極的に進める必要があります。学習指導要領にありますように、道徳教育は、道徳の時間を要(かなめ)として学校の教育活動全体を通じて行うものであり、道徳の時間はもとより、各教科、総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて、児童(生徒)の発達段階を考慮して」行わなければなりません。また、「感動を覚えるような魅力的な教材の開発や活用をとおして、児童(生徒)の発達の段階や特性等を考慮した創意工夫ある指導」をおこなう必要もあります。
各学校では、指導内容の重点化を図り、自他の生命を尊重すること、基本的な生活習慣や社会生活上のきまりを身につけること、あるいは、集団や社会のきまりを守り、身近な人々と協力し助け合う態度を身につけることなどに配慮しながら、指導方法の工夫や教材の充実が図られていることと思います。
本話集には家庭や学校、地域における心に響く話題が集録されています。教材の充実と相まって、積極的な活用をとおした道徳教育推進の一助になれば幸いです。最後になりましたが、ご協力をいただきました関係の皆様に感謝を申し上げます。

平成23年2月吉日
白山市小中学校教頭会副会長 米倉 敏広

感性のびのび心があたたまる話集
平成23年2月発行
編集・発行 白山市小中学校教頭会
表紙題字 旭丘小学校 教頭 不破 恵美子

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