東明小(感性のびのび 心があたたまる話集)
第一話 マッサージ券
お母さんはいつも私たちのためにご飯を作ってくれたり、せんたくをしてくれたりしています。
でもおこるととてもこわくて毎日どうしてもケンカになってしまいます。
でも、お母さんが大好きです。
そんなお母さんにありがとうの思いをつたえようとマッサージ券を作りました。
お母さんはすごくうれしそうでした。
私もそんな顔を見てとてもうれしかったです。
さっそくマッサージをしました。
上手にできる自信はあまりありませんでした。
でも気がつけばお母さんは静かでした。
どうしたんだろうと思いました。
お母さんに「きもちいい?」と聞くといつの間にかねていました。
お母さんつかれたのかな?
第二話 お姉ちゃん
私の長女のお姉ちゃんは、今二十才です。私とは九才も年がちがいます。とても明るくやさしい、二人目のママのようです。今年の4月、お姉ちゃんは、羽田空港にしゅうしょくできました。はなれていても電話をしてくれてとてもそんけいする姉です。ひっこす前、お姉ちゃんは、毎日私に「あれ持ってきて、これ持ってきて!」といっていました。でも、おもしろくてやさしいお姉ちゃんにはさからえなくていつもちゃんとしていました。
今年になってお姉ちゃんがいなくなった家はいつもより静かです。そんな時に、次女のお姉ちゃんがめずらしく私に「七海ヒマ?」って言ってきました。私は「ウン」と言いました。何かと思ったら、長女のお姉ちゃんのように「手伝って!」「あれ持ってきて、これ持ってきて!」と言ったのです。ちょっとビックリしたけどだまって手伝っていると、長女のお姉ちゃんの事を思い出してとても楽しかったです。長女のお姉ちゃんに言ったら「うちのかわりかな?」って言っていました。他にも最近は二人でドライブに行ったりします。次女のお姉ちゃんはいつもはイジワルだけど、時にはすごく一緒にいて楽しい人です。私には、目標とする姉が二人います。
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