河内中(感性のびのび 心があたたまる話集)

ページ番号1002132  更新日 2022年2月8日

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除雪の輪

本校は、冬場は口直海の児童生徒以外は、ほぼ全員がバス通学となります。
そのため、朝は、なかなか生徒が協力して除雪するまではいかず、教職員が行っていました。ところが、教職員による除雪が始まってしばらくしたある日、バス通学の中で比較的早く着く内尾方面の男子三名が除雪を手伝ってくれるようになりました。
四日間。一月中に除雪をしなかった日、それが四日間です。除雪がほぼ毎日の日課のような感さえしてきます。男子三人は登校してきたら、必ず、カバンをスノーダンプやスコップに持ち替え、一生懸命がんばってくれます。吉岡方面のバスの到着とともに登校する生徒に対して、元気な挨拶もするようになってきました。
そのうちに、除雪を手伝う生徒の数が徐々に増えて行きました。当初は登校時だけだったものが、今では、男子生徒ほぼ全員が、昼休み時間にも除雪をするようになってきました。おかげで、例年なら、よせた雪が山のように積まれていた玄関が、きれいな状態になっています。
まるで、学校生活への姿勢とともに、小学生への思いやりや中学生として先輩としての在り方を教えているようにも思い、心強く感じている毎日です。

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