一閑院 法華塔(いっかんいん ほっけとう)
一閑寺はもと一閑院といい、寛永8年(1631年)金沢宝円寺五代住職雲尭の開山とされています。天保年間にお堂が焼失し、当時の住職獨角により再建が進められました。法華塔は、このとき建立されたもので、獨角が、手取川から小石を拾い集め2年間にわたり写経した経石を埋納したものです。67,304字の法華経の教文が一石に一字ずつ書かれており、このような写経形態は一字一石経や礫石経等といわれています。
- 所在地
- 白山市鶴来本町四丁目
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