槻橋城跡(つきはしじょうあと)

槻橋城跡は、月橋町の背後の御蔵山の尾根一帯にある、土塁や空堀から成る中世の山城跡で、室町時代に加賀国を治めていた守護大名富樫氏に仕えていた槻橋氏の居城として伝わっています。しかし、長享2年(1488年)一向一揆により、守護富樫政親とともに高尾城で討死しました。
槻橋城の遺構としては、主郭・堀切等が確認でき、主郭には高さ1.5mから2.5mほどの土塁が確認できます。また、城跡から西へ約300m下った地点で行われた発掘調査では13世紀~14世紀の遺構・遺物などが確認されています。
- 所在地
- 白山市月橋町
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