歌占(歌占滝)(うたうら(うたうらたき))
謡曲「歌占」の舞台となった場所です。この謡曲は、さすらいの父と子が、加賀の国白山の麓で小弓に結びつけた占いの和歌を引き当て、めでたく再会するという物語です。その故事は「文保2年(1318年)9月20日夜、滝ノ宮御遷宮、祭神住吉四座、歌占ニアリ」と白山比咩神社「白山遷宮記」に見られます。世阿弥元清がこの記述に基づいて「歌占」を作ったのであろうといわれています。
- 所在地
- 白山市白山町
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