聖興寺千代尼堂
国登録有形文化財 建造物
〔所在地〕白山市中町56−1
〔登録日〕平成19年12月5日
聖興寺千代尼堂は昭和10年(1935)千代尼150回忌を記念して建てられたもので、木造平屋建て、宝形造りで屋根には茅葺の上に銅板が葺かれている。天井は化粧垂木を放射状に配して側面には丸窓をつけた4坪の数奇屋風仏堂の建築物である。堂の奥には、彫刻家吉田三郎の手による千代尼の木像が安置されている。襖絵は千代の句「山のすそ野の裾むすぶ清水かな」によったもので木村杏園筆である。また庇の扁額「千代尼堂」は東本願寺句仏門主の筆となっている。
【連絡先】
白山市中町56−1
聖興寺 電話:076-275-0161
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