聖興寺鐘楼
国登録有形文化財 建造物
〔所在地〕白山市西新町23-3
〔登録日〕平成23年1月26日
本堂の南方に位置し、戸室石を積み上げた高い基壇上に建つ。入母屋造桟瓦葺の方一間吹放ち鐘楼。粽付の円柱を四方転びたて、貫や台輪で固め、三斗組を置く。中備は木鼻付平三斗。一軒疎垂木で、格天井を貼る。聖興寺では、現存する最も古い建造物で、平成23年の修築中に発見された棟札から元禄8年(1965)の建立であること、元はこけら葺き屋根であったが判明した。安定した外観を持つ、瀟洒な鐘楼である。かつては山門近くにあったが、昭和51年3月道路拡張により現在地に移転した。梵鐘は戦時供出されたため、戦後鋳造されたものであるが、文様は棟方志功の原画によるものである。平成23年梵鐘が一部破損したのを機に、鐘楼の修繕および梵鐘の新鋳がなされ、平成24年5月に竣工した。
【連絡先】
白山市西新町23-3
聖興寺 電話:076-275-0161
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