木滑なめこ

ページ番号1009208  更新日 2023年1月4日

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写真:木滑なめこ

もともとは山間部に暮らす人々が、山で自生したものを採り、煮物や汁物にして食べるほか、年に一度の行事、報恩講の膳にのぼる貴重な食材として食べ継がれてきました。
1972年に木滑なめこ生産組合がなめこ栽培を始め、2022年で50年を迎えます。
山立会に栽培の様子を伺いました。


山立会の菌床なめこはブナ科のおがくずを主に使用しています。
中に栄養としてふすまや油を搾った後の大豆などを一緒に入れます。この時混ぜ込む栄養によってなめこの味や食感が変わってくるそうです。
培養瓶に原料を詰めたら、中にカビや他の菌が発生しないよう熱を加えて殺菌し、冷却室で冷やした後になめこの種菌を入れます。

写真:殺菌窯
殺菌窯 100度で8時間殺菌する
写真:冷却室
冷却室 急速に冷やした培養瓶に植菌する

植菌をした培養瓶は、培養室、熟成室、発生室の順に部屋を移動します。それぞれが春・夏・秋の気温、湿度を再現しており、一年を通して安定した品質のなめこを栽培するために欠かせない場所です。

写真:培養室
培養室 15度で35日間培養する
写真:熟成室
熟成室 20度で35~40日間熟成する
写真:発生室
発生室 2~3週間かけてなめこが生える

写真:なめこ

写真:なめこの出荷準備の様子

収穫されたなめこは大きさごとに分けて袋、パックに詰めて販売されます。


なめこのぬめりには保水力がある成分が含まれており、粘膜保護、風邪予防、美肌効果、消化促進などの効果が期待されます。
なめこを食べて毎日を健康に過ごしたいですね。

主な産地
白山ろく地域
旬の時期

通年

栄養成分
カリウム・ナイアシン・食物繊維・マグネシウム
保存方法

5度以下の冷蔵庫で2日、2日以上保存するなら冷凍庫に入れてください。

冷凍しても味や食感は変わらず楽しめます。

山立会ではなめこ栽培の見学や収穫体験を楽しむことができます。

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