万法寺の縁日行事

ページ番号1002359  更新日 2022年2月15日

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写真:仏像

白山市指定無形民俗文化財(風俗慣習)
万法寺の縁日行事(まんぽうじのえんにちぎょうじ)

〔所在地〕白山市手取町
〔指定日〕平成16年9月2日


写真:正信偈の唱和

正徳年中(1711~1715)に手取村の六郎右衛門は、耕作中に小さな仏像を掘り出しました。その地は浄土真宗・本吉山万法寺があった跡とされており、以来その日を縁日と称して、子孫が毎年4月10日に縁日行事を行なってきました。仏像は1寸8分の大きさで、門外不出とされ、子孫で大切に守り伝えられています。
行事は現在「万法寺の縁日行事保存会」が運営し、手取町公民館に場所を変えて、手取町住民を集めて行なわれています。午後1時と午後7時の2回、正寿寺(美川今町)住職による正信喝の唱和、縁起書の奉読、同行が準備した別の僧侶等による説教(講話)も行われています。子孫の家では径7センチほどの餅を拵えて、参拝者に配り、手取町の各家でも草餅(あんこ無し)が親戚等に配られます。
近年では、手取町住民以外にも、近隣の末正町、井関町、鹿島町の住民も行事に参加しています。

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