柏野じょんがら踊り(団七・笠松踊り)

ページ番号1002356  更新日 2022年2月15日

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写真:扇踊り

白山市指定無形民俗文化財(民俗芸能)
柏野じょんがら踊り(団七・笠松踊り)(かしわのじょんがらおどり、だんしち・かさまつおどり)

〔所在地〕白山市下柏野町
〔指定日〕昭和59年1月20日

写真:笠松踊り

毎年8月14日に、柏野公民館となりの柏野じょんがら公園で披露される盆踊りです。じょんがら節は、加賀地方に広く伝わる盆踊り唄ですが、柏野に伝わるじょんがらは、三味線、尺八、締太鼓にあわせて、かんだかい音頭の唄が歌われます。この柏野じょんがら節に合せて、四種類の踊りが同時に踊られるのが大きな特徴です。
女性が中心の手踊りと、男性が中心の扇踊りの輪の中にまじって、段物と呼ばれる団七踊りと笠松踊りが踊られます。
団七踊りは、宮城野(みやぎの)と信夫(しのぶ)の若い姉妹が、父のかたきである志賀団七に挑みかかる仇討ちの場面を再現した踊りで、3人で踊られます。旅編笠に紋付・袴・わらじばきの武士が二刀をふりかざし、白の手甲・脚袢に身をかためた巡礼姿の娘二人が、右と左から薙刀と銷鎌をかざして立ち向かいます。
笠松踊りは、笠松峠の女盗賊「鬼神のお松」に父を殺された夏目仙太郎の仇討ちの場面を再現した踊りで、2人で踊られます。
現在、柏野地区全体で保存会を結成して保護に務めています。

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