小川 直子(おがわ なおこ)
小川直子は江戸時代の終わりごろ金沢の武士の家に生まれました。このころは「女の子に学問はいらない」という時代でしたが、勉強の好きな直子は一生懸命に文学を学んだり短歌を作ったりしました。23才の時、鶴来の小川幸三と結婚しましたが、夫の幸三は加賀藩の勤王派弾圧の犠牲となってしまいました。直子も死のうとしましたが、家族に説得され、思いとどまりました。直子は「夫の志をついで学問の道を進もう」と決心し、猛勉強をしました。30才の時には金沢女学校の教師になり、その後も石川県女子師範学校、青森県女子師範学校などの教師を務め、明治天皇の娘の御用掛(教育係)としても活躍しました。
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