松江 安見(まつえ やすみ)

ページ番号1002810  更新日 2022年2月8日

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写真:松江安見、松江安見の碑(東明小学校横)

松江安見は、江戸時代の終わり頃、今の白山市徳丸町に生まれました。算数や天文の学問を大野弁吉(おおのべんきち)(銭屋五兵衛のお抱え学者)に学んだと言われています。15才のとき、病気やけがをしても医者にかかることができず、そのまま死んでいく多くの人を見た安見は、貧しい人たちの命を守ろうと医者になることを決心しました。漢方や西洋医学を猛勉強し、35才の時、「松江病院」を開業しました。この病院は、その地域で初めての私立病院でした。40才の時には石川県で初めて解剖をし、医学の進歩に大いに寄与しました。また、東明(とうめい)小学校の前身である徳丸小学校の創始者でもあります。

安見は温厚な人柄であり、貧しい人には無料治療を行い、多くの人に尊敬されていました。人々に慕(した)われた安見が亡くなった後、記念の碑が建てられ、今は東明小学校の横にその碑があります。

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