蕪城 秋雪(かぶらき しゅうせつ)

ページ番号1002808  更新日 2022年2月8日

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写真:蕪城秋雪筆(「松任中町のあゆみ」所収)

蕪城秋雪は江戸時代の終わりごろ、今の白山市中町に生まれました。幼いころから絵が好きで、18歳の時に京都へ行き、師匠について画を学びました。読書・詩文・書も学びました。文久2年帰郷した際、母を失ったが、これより中町の家に数寄屋(すきや)(茶の湯のための建物)を構えて、茶道と香道を嗜(たしな)み、いずれもその道に秀でていました。慶応5年前田藩の御用を務めるため、金沢に移り、藩主の命で揮毫(きごう)(毛筆で文字や絵を描くこと)することが度々ありました。明治4年子利嗣の勉学に付いて東京へ出、諸名士に揮毫を依頼されるようになりました。作品「雲烟逸話(うんえいいつわ)」、「南画指要(なんがしよう)」は南画壇(なんがだん)(中国の南宋画(なんそうが)、文人画(ぶんじんが)を起源とする絵画の領域)の優れた作品として光を放っています。

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