紙本墨書 画賛 千代尼筆 朝顔の句

ページ番号1009253  更新日 2022年12月28日

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白山市指定有形文化財 書跡
紙本墨書 画賛 千代尼筆 朝顔の句(しほんぼくしょ がさん ちよにひつ あさがおのく)

〔所在地〕白山市中町56番地
〔所有者〕聖興寺
〔員数〕一幅
〔形状〕横幀
〔寸法〕縦43.5cm、横58cm
〔指定日〕昭和50年3月6日

献上句控写真

千代尼(千代女)が62歳の年に刊行された『千代尼句集』(既白編・宝暦14年刊)に「朝顔に」となって収められているこの句は、彼女の若い頃に詠まれたものでしたが、その当初から世評に上り著名となっていました。彼女の代表作のように認知されていたにもかかわらず、本人にとっては生涯この句に自信がなかったようです。つるべに巻き付いた朝顔の花の美しさに対する純粋な感動と、朝顔のために釣瓶が使えずもらい水をすることとなったという二つの句意を、五七五のなかでどう両立させるかは悩ましく、彼女の生涯を通じて心を離れなかった問題であったため、真筆自体「朝顔に」「朝顔や」ともにたいへん少なく貴重な作品です。
朝顔の画は矢田四如軒(やたしじょけん)によるものです。四如軒は加賀藩八家である前田土佐守家の家老職を務めた武士で、通称六郎兵衛、諱は広貫(ひろつら)。長谷川派の画を能くしていました。寛政6年(1794)77歳で没しています。

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