紙本墨書 顕如上人書状

ページ番号1002330  更新日 2022年2月15日

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写真:顕如上人書状

白山市指定有形文化財 書跡
紙本墨書 顕如上人書状(しほんぼくしょ けんにょしょうにんしょじょう)

〔所在地〕白山市東一番町12番地
〔所有者〕本誓寺
〔員数〕一巻
〔形状〕巻子本
〔寸法〕縦12.5cm、横幅47cm
〔指定日〕昭和50年3月6日

この書状は、本願寺法主の顕如から加賀四郡の門徒指導者へ宛てたものです。内容は、去年以来、軍役等に尽くしてくれてご苦労である。加越両国よく相談してさらに奔走することが大切だ。そのため坊官の七里三河法橋(頼周)を派遣したので詳細を報告するように。真宗の教義をよく心得ることが大切だ。不信心であれば後悔は限りない。よく覚悟を定めるように、というもので、織田信長との全面戦争に突入し、北陸方面の門徒へ一層の戦時協力を依頼しています。日付が11月5日とあり、年次が入っていませんが、七里三河の加賀下向の年であることから、元亀2年(1571)のものであると考えられます。

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