扁額「白山本地堂」
白山市指定有形文化財 書跡
扁額「白山本地堂」(へんがく はくさんほんじどう)
〔所在地〕白山市木津町100番地1
〔所有者〕守郷白山神社
〔材質〕ケヤキ材2枚合わせ
〔寸法〕天地106cm、横幅273cm
〔題字〕藤原(本多)政敏
〔指定日〕昭和41年4月13日
この扁額は、宝永5年(1708)に加賀八家の前田直竪(直之系3代)の発願により白山宮(現白山比め神社)の本地堂へ寄進したもので、その経緯が額の裏面に記されています。表面はもともと全面漆塗りで文字には金漆や朱漆がかかっていましたが、現在ではほとんど剥落しています。揮ごうした本多政敏は、直竪と同じく加賀八家の一人で、当時藩内有数の博識家として知られ、特に書に秀でていました。明治2年(1869)新政府の神仏分離政策により、本地堂の建物が白山宮から撤去され、守郷白山神社の社殿に売却転用された際、この扁額も移譲されました。
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