白山のごっつぉ食べまっし!! ブロッコリー

ページ番号1005106  更新日 2022年2月8日

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白山のごっつぉ食べまっし!!

11月のお題は「ブロッコリー」

写真:ブロッコリー

ブロッコリー

11月のお題は「ブロッコリー」です。
いろんな料理に重宝され、家庭で大活躍のブロッコリー。
ブロッコリーは見た目の彩はもちろんですが、栄養やミネラルが豊富に含まれていることから、健康面でも期待が高まる野菜です。
特にビタミンCが多く含まれていて、g当たりの含有量ではレモンよりも多いそうです。
また、ビタミンKやビタミンEも豊富に含まれており、母乳でしかビタミンKを摂取できない乳児を持つお母さんや、これから出産を迎える妊婦さんには是非食べてもらいたい野菜の一つです。

生産について

白山市のブロッコリーの生産は県内では加賀市に次いで2番目の生産量を誇っています。
今回のブロッコリーの取材に協力いただいたのは、JA白山ブロッコリー部会の一員である農事組合法人井口グリーンワークスの皆さんです。

写真:ブロッコリー畑
井口町にあるブロッコリー畑
写真:実ったブロッコリー
こんな風になっています

JA白山ブロッコリー部会は13戸の農家で構成され、春に約6.6ha、秋に約11.3haの圃場で作付けされています。井口グリーンワークスではその内、約1.6haの圃場で春秋ブロッコリーの作付けを行っています。
ブロッコリーは春と秋の2回収穫できるんです。
春のブロッコリーは2~3月の寒い時期に種を蒔いて収穫は6~7月に行われます。
秋のブロッコリーは7~8月に種を蒔き、10~12月に収穫します。
種を蒔く時期を少しずつずらしていくことで、数か月にわたり収穫できています。

農事組合法人井口グリーンワークスについて

集落営農を目的に19戸の農家が平成20年に設立した団体です。
生産しているのは、今回取材したブロッコリーの他、水稲や大麦、なすび、丸いも、グリーンピース等多岐にわたっています。
また、米や大麦の種子生産団体でもあります。
さらに農作物の育成だけでなく、地元の子供たちの農業体験や美化活動、食育活動にも力を入れており、地域とともに歩む素敵な一団です。

美味しいブロッコリーを作るために

農事組合法人井口グリーンワークスでは、美味しいブロッコリーを作るための基礎として土づくりにこだわっています。
作物を作っていくとどうしても土壌が酸性になっていきます。
そこで、卵の殻を土壌の中和剤として使っているそうです。
卵の殻は酸性土壌の場合、溶けてアルカリ分を放出することで土壌の中和を行い、中性付近になるとアルカリ分が溶け出さないのでアルカリ性に進みすぎることが無いようです。
その他の効能については井口グリーンワークスのwebサイトに詳しく書いてありますので、下記を参照してください。

そしてブロッコリーは害虫に弱いとのことで、害虫発生の初期段階で駆除を行えるように圃場の管理を小まめに行い、農薬の使用量の削減に努めているそうです。

収穫風景

ブロッコリーの収穫は包丁で行います。
出荷する際には大きさに規格があり、一番基本となるのが"L"サイズとなります。

写真:収穫風景1
今年は生育がばらついているので、確認しながらの収穫になります
写真:収穫風景2
適当な大きさのブロッコリーを見つけたら、サクッと切り取ります

左手に大きさ確認用の円形のスケールを、右手に包丁をもって収穫します。
スケールは針金で作られており、一定の大きさになっていることを確認して収穫し、腰の籠に入れていきます。
このスケールは"L"サイズに合わせてあり、直径は13.5cmとなっています。


写真:収穫用の道具
収穫用の道具、落とさないようにゴムを手首に通して使います

写真:収穫風景3
収穫したブロッコリーはこの籠に入れていきます

しかし今年は生育時の気象条件が悪く、生育状況は思わしくないとのことです。
結果、Lサイズに達する前に収穫しないとつぼみが膨らんでしまい、商品価値が無くなるので、今年はMサイズ(11cm~)が多くなっているそうです。
そう、普段自分たちが食べているブロッコリーの緑のプチプチは「つぼみ」なんです。
もう少し成長させると全体に黄色の可憐な花が咲き乱れます。


写真:規格確認作業
収穫されたブロッコリーは大きさを確認して規格ごとに仕分けされます

写真:軸を切っている様子
軸は長さが一定になるように切りそろえます

写真:納品するブロッコリー
綺麗に並べられて納品です

写真:袋詰めしたブロッコリー
直売所へ出荷する分は一個ずつラッピングします

出荷作業

JA白山ブロッコリー部会の各農家から収穫されたブロッコリーはJA白山営農センターへ集められます。
ここでは規格別に納品されたブロッコリーの品質チェックを行い、梱包作業を行っていきます。
ブロッコリーは収穫後も温かくなるとつぼみが膨らんでいきます。
それを防ぐために、出荷するときは発泡スチロールの箱の中に氷を入れて温度上昇を防いでいます。


写真:発泡スチロールの箱
出荷用の箱、一目で規格が分かるようになっています

写真:出荷作業1
品質チェックをして箱詰めしていきます

写真:出荷作業2
綺麗に箱詰めされたブロッコリー

写真:出荷作業3
細かい氷を箱一杯に詰めて温度上昇を防ぎます

ここで梱包されたブロッコリーは金沢中央卸売市場へ出荷されていきますので、皆さんの食卓に並ぶのは収穫から1~2日後となります。
しかし、JA白山直売店のよらんかいねぇ広場で販売されているものは、生産者から直接持ち込まれているので、朝採れの新鮮な商品が並んでいます。

その他

市内のブロッコリー生産は今回紹介したJA白山ブロッコリー部会以外にも松任地域などで多くの生産者が美味しいブロッコリーを作っています。
新鮮なものは直売所で販売されていますので、是非近くの直売所へ足を運んでみてください。
つぼみがギュッと引き締まって重量感のあるものがお勧めです。

白山市の美味しいブロッコリーのお買い求めは地産地消推奨店の下記でどうぞ!

白山市の美味しいブロッコリーを食べるなら地産地消推奨店の下記でどうぞ!

写真:トラットリア ORSOの料理

写真:ピザ

写真:ペンネ

写真:前菜

ブロッコリーを使ったレシピ紹介

それでは、ブロッコリーを使った料理を紹介します。

  • ブロッコリーとベーコンサラダ
  • ブロッコリーのマヨネーズ焼き
  • ブロッコリーと卵のチーズ焼き
  • ブロッコリーのツナあんかけ
  • ブロッコリーの中華炒め
  • ブロッコリーのとろろのせ焼き

写真:ブロッコリーとベーコンサラダ

写真:ブロッコリーのマヨネーズ焼き

写真:ブロッコリーと卵のチーズ焼き

写真:ブロッコリーの中華炒め


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