白山のごっつぉ食べまっし!! 小松菜
3月のお題は「小松菜」
小松菜
3月のお題は「小松菜」です。
小松菜の旬は「冬」です。
小松菜はほうれん草と見た目がかなり似ていますが、カルシウムや鉄分は同じ量を食べたとき、小松菜の方が圧倒的に多く摂取できます。
また、ほうれん草はどうしても灰汁が出るので生食はできませんが、小松菜は灰汁が少ないので生でも食べることができます。
生産と出荷について
今回お邪魔させていただいたのは、鶴来地域にある有限会社中本農園で、代表取締役の中本弘之さんにお話しを伺いました。
白山市は小松菜の生産が県内で一番多いです。
金沢中央卸売市場で取引される小松菜は、年間450トン程度あります。
そして有限会社中本農園で生産されている小松菜は年間600トンになります。
あれ?数字が合いませんね。
有限会社中本農園では県内だけでなく、大阪方面に出荷したり、北陸や名古屋の生協にも出荷しています。
当然、新鮮な小松菜を地元の皆さんに食べてもらうために、地元の直売所にも出荷しています。
加賀産業開発道路沿いを走っていると、沢山のハウスが立ち並んでいるのを見ることができます。
有限会社中本農園では、4.3ヘクタールの農地で何と大小114棟!!ものハウスを活用して通年で小松菜を栽培しています。
小松菜本来の旬は冬ですが、温かいからといって育たないわけではありません。
種を蒔いてから収穫までの期間は、夏場で30日程度、冬場で3ヶ月程度となります。
沢山のハウスで少しずつ播種時期をずらして収穫を行っており、年間で7~8回の播種と収穫を繰り返しています。
本来小松菜は露地栽培ですが、ハウスを活用することにより年間を通じて皆さんに提供できるようになりました。
暑い時期は、ハウスの上に日よけを置いて温度上昇を抑えます。
寒い時期にはハウスの中でも霜が降りることもありますが、割と短い時間で溶けることから真冬でも収穫が可能となっています。
ただ、寒いとどうしても生育が遅くなりますので、収量は落ちてしまいます。
ハウス栽培によるメリットとして、年間を通じて小松菜を収穫できるようになったことの他に、ここで働いている人たちの雇用の確保にも繋がりました。
有限会社中本農園では正社員とパートさんを含めると、60人以上の人が働いています。
露地栽培だとどうしても冬季の栽培・収穫が難しくなり、その間の収入が減ることになりますが、ハウス栽培を行うことで、安定した雇用の確保と収入を得ることができるようになりました。
美味しい小松菜を作るために
美味しい野菜の基本は土づくりからです。
もちろん、有限会社中本農園でも土づくりにこだわりを持っています。
出来るだけ有機肥料を活用するように心がけています。
牛糞ともみ殻から作られた堆肥や、旨みを増やすために魚粉を活用した肥料等を用いていますが、当然コストアップにつながります。
肥料のコストアップはすなわち販売価格の高騰につながりますが、消費者への負担を減らすために肥料生産者から直接仕入れるなどして、販売価格への転嫁を最小限に抑える努力も行っています。
病害虫に対しても、防虫ネットの活用や異常の早期発見に努めるなどして、薬剤にできるだけ頼らないようにすることで、安心で安全な商品の提供を心掛けています。
美味しい小松菜の見分け方
まず、葉っぱの色、緑の濃い葉っぱほどいいです。
そして、じくのしっかりしたものを選びましょう!
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Life goes on 「goes」
小松菜を使ったレシピ紹介
それでは、小松菜を使った料理を紹介します。
- ちくわと小松菜の塩炒め
- 黄菊と小松菜の浸し
- 小松菜とキャベツのジュース
- 小松菜のからし和え
- 小松菜のごまあえ
- 小松菜のとろろ巻き
- 鯛の真丈風かす汁
- 白山シャキシャキカレー
このページは、地元CATV局の株式会社あさがおテレビの協力で作成しております。
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このページに関するお問い合わせ
産業部地産地消課
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電話:076-274-9522 ファクス:076-274-4177
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