女性だけでも男性だけでもうまくいかない。(男女共同参画×防災)vol.9
女性だけでも男性だけでも男女共同参画は進まない。
男女共同参画は、男性の意識の変革を抜きにして進めることはできません。
では女性は? というと、当然ながら女性の意識の変革も必要です。アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)は女性にも男性にもあるもので、ともに意識を変えていく必要があります。どちらか片方だけが頑張っても前に進まない問題です。
中学2年生を対象に実施した「令和6年度男女共同参画中学生アンケート」の中で、半数以上の子どもたちが「男らしさ・女らしさを求める言動をされたことがある」と答えました。そして、その多くが「家族や友達」などの身近な人からであると答えています。
男女共同参画は決して他人事ではありません。実はすごく身近な問題です。自分が自分らしくあるために、みんなが自分のこととして取り組むことが大切です。
防災士アドバイス
自分の命は自分で守る。その命は家族、友人を守ることになります。
(松任まちづくり協議会防災啓発チラシより全文掲載)
「避難所運営は他人事ではありません」
もし避難所で生活することになったら……避難所の運営は、避難している全員で運営する!と思ってください。一部の人に偏らない「みんながスタッフ」の意識を持ちましょう。助け合って生活し、ひとりひとりが出来ることを声を出し合い、協力していければと思います。避難所には一時避難者や帰宅困難者もいらっしゃるかもしれませんし、地区外の方でも一緒に過ごす事になることも想定されます。「困ったときはお互いさま」の気持ちを。
今回の能登半島地震では、女性スタッフが多い(全体の4割ほどの)避難所は理想的な運営がされていたようです。お互い気がつかないことが多いですし、困りごとが発生したら話し合いでの情報意見交換がとても大切かと思います。災害直後から時間経過とともにニーズも移行していきます。情報を共有し知恵を出し合って、少しでも快適な避難所、笑顔の多い避難所となることを望みます。
防災士 南都代子(県男女共同参画推進員)
関連情報
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