「無意識の思い込み」を意識する。(男女共同参画×防災)vol.5
課題を見つけるために「無意識の思い込み」を意識してみましょう。
「アンコンシャスバイアス」という言葉を知っていますか。これは「無意識の思い込み」と言われるものです。
例えば、「男は仕事、女は家庭」「気遣いができるのは女らしいから」「男はリーダーシップがある」などという言葉も「無意識の思い込み」の一つで、時として男女共同参画の推進を阻害する要因にもなっています。
しかし、こうした「あたりまえ」が、自分の「無意識の思い込み」であると気づくと、物事が違った形で見えてきます。道路は、「平たんで通行できる」ことが大前提ですが、いつもそうだとは限りません。「もし、そうじゃなかったら?」と思うことで、今まで安全に思えた道路が全く違うものに見えてくる可能性があります。
いろいろな場面で「無意識の思い込みがある」ことを意識して、自分の中の「あたりまえ」を疑ってみましょう。防災であれ、男女共同参画であれ、そこに新しい気づきがあります。
防災士アドバイス
自分の命は自分で守る。その命は家族、友人を守ることになります。
(松任まちづくり協議会防災啓発チラシより全文掲載)
「避難場所までの道のりに危険はありませんか?」
避難場所まで歩いてみたことはありますか? もしもの時は徒歩で避難が基本です。お天気の良い日に周りを見渡しながら、散歩してみてください。それも複数ルート(3ルートほど)意識してみてください。
ブロックはありませんか? マンホールはありませんか? 道のギリギリに家は建っていませんか? 高い建物は? 空き地はありますか? 手入れのない空き家は? 川や用水は? 電柱や電線は? 道に段差はありますか? 道の傾斜は? 自動販売機にも注意を! じっくり観察して歩いてみてください。普段何事もないことでも危険につながります。
ご家族やご近所さんと話し合いながら歩いてみてくださいね。
防災士 南都代子(県男女共同参画推進員)
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