精進料理レシピ

ページ番号1004883  更新日 2022年2月8日

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精進料理 報恩講料理

写真:精進料理

素材や食べる人に優しく、調理もやさしい精進料理を、今一度見直しましょう!

茶飯(主食)

材料(6人分)

写真:茶飯

  • 米 360g(2合)
  • ほうじ茶 適量(茶葉4g×2袋)
  • 塩 少々

作り方

  1. 米はとぎ、ザルに上げておく。
  2. 炊飯器の内釜に1.と塩少々を入れ、普通に炊く。

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がんも(主菜)

材料(6人分)

写真:がんも

  • 木綿豆腐 一丁半(600g)
  • れんこん 150g
  • ぎんなん 12個
  • きくらげ 中1枚半(戻す)
  • 人参 15g
  • ごま油 大さじ2/3
  • 大和芋 70g
  • 塩 少々
  • しし唐 12本
  • 生姜 適量
  • 揚げ油 適量
  • 醤油 適量
  • だし汁 300cc
  • 水溶き片栗粉 少々(あん用)

作り方

  1. 銀杏は殻を除き、熱湯でサッと茹で薄皮をとる。
    れんこんは100gすりおろし、残りは粗いざく切り、人参、きくらげは、せん切りし、ごま油で炒めておく。
  2. 豆腐は布きんで包んで水気を絞り、すり鉢に入れてよくする。
  3. 2.にすりおろしたれんこんを軽く水気を絞ってから加える。
    すりおろした大根芋と塩を加え、よく混ぜ合わせ炒めたれんこん、人参、きくらげを加え、軽く混ぜ、8等分にして平たく丸める。
  4. 揚げ油を中温にして3.をからりときつね色になるまで、約3分~5分間程揚げる。しし唐は切れ目を入れ素揚げ。
  5. 器に盛り合わせる。あんをつくりかける。生姜(からしでもよい)をすりそえる。

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三菜浸し(副菜)

材料(6人分)

写真:三菜浸し

  • 白菜 5枚
  • 春菊 3/4束
  • もやし 3/4束
  • 醤油 大さじ2
  • 生姜絞り汁 大さじ1
  • みりん 大さじ1と1/2

作り方

  1. 白菜、春菊、もやしをゆがんで水気を取り、3cmに切り揃える。
  2. それに醤油小さじ1をふりかけ、手で絞る(醤油洗い)。
  3. 絞ったら、残りの醤油、生姜を絞り汁、みりんを合わせ、全体にまぶす。

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かぼちゃのほうとう風味噌汁(汁物)

材料(6人分)

写真:かぼちゃのほうとう風味噌汁

  • かぼちゃ 1/4個
  • 人参 70g
  • しめじ 3/4パック
  • 小松菜 1/3束
  • 昆布だし 6カップ
  • 味噌 大さじ4

作り方

  1. かぼちゃ、人参はいちょう切り、しめじは石突を取り、ほぐす。
  2. 昆布だしで人参を煮て、半煮えになったらかぼちゃを加え、しめじを加えて煮る。アクを取り、味噌を入れる。
  3. ざく切りにした小松菜を加え器に盛る。

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おからようかん(デザート)

材料(6人分)

写真:おからようかん

  • おから 50g
  • 片栗粉 大さじ2
  • 水(牛乳) 大さじ2
  • あずき缶 200g

作り方

  1. ボールにおからと片栗粉をよく混ぜる。
    水(牛乳)を大さじ2、あずきを加えてよく混ぜ合わせる。
  2. ラップを30cm切って(1)をのせ、巻きすだれを使って筒状の形に整える。
    左右の端もいっかり整える。巻きすだれを取り外す。
  3. 2.を電子レンジ600Wで4分加熱する。熱いうちに巻きすだれで形を整え、冷めたら巻きすだれを外し、切り分けて出来上がり。

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精進料理とは?

植物にも命があり、その命が自分の源になるということに思いをいたらせ、思いやりをもって食材を大切に扱うこと。

季節に合った旬の食材を選び、色、形、香り、味など持ち味を最大限に生かし切ること、それが精進料理の心です。

精進料理の基本は、身近にある旬な素材を生かし、手間を惜しまず、無駄のないように調理すること。

材料は使い切る、すべて生かしきる調理をする一方で、水を流しっぱなしにしないでためて使う、少しの野菜を茹でるのに大きな鍋に湯を沸かさない、不必要にグラグラ沸かしたりしない、無駄を省いた調理をすることが、自然に感謝し、大切にすることにつながるのです。

精進料理は、かしこまっていただく特別の食事と思い込んでいますが、「お寺のおばんざい(普段のおかず)」で、身近な食材を使って素材の味を生かしてつくる素朴な日常食です。

健康的で、やさしく作る人、食べる人も癒されます。

「野菜ってこんなに美味しかったっけ?」と驚くこと間違いなし。

素材に優しい、食べる人に優しい、調理法もやさしい精進料理を、今一度見直し、日常の食生活に取り入れることが、現代のメタボ予防につながると思います。

精進料理の心構え

  • 精進の基本は無駄にしないですべてを生かすこと。
  • 自分の戒め万物に感謝して食事をいただく。
  • 体も心も、健やかに美しく季節に息吹を心身にいただく料理。
  • 手間を惜しまず、素材を生かすのが最高の精進料理。

(精進料理教室の資料より抜粋)

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