精進料理レシピ
精進料理 報恩講料理
素材や食べる人に優しく、調理もやさしい精進料理を、今一度見直しましょう!
茶飯(主食)
材料(6人分)
- 米 360g(2合)
- ほうじ茶 適量(茶葉4g×2袋)
- 塩 少々
作り方
- 米はとぎ、ザルに上げておく。
- 炊飯器の内釜に1.と塩少々を入れ、普通に炊く。
がんも(主菜)
材料(6人分)
- 木綿豆腐 一丁半(600g)
- れんこん 150g
- ぎんなん 12個
- きくらげ 中1枚半(戻す)
- 人参 15g
- ごま油 大さじ2/3
- 大和芋 70g
- 塩 少々
- しし唐 12本
- 生姜 適量
- 揚げ油 適量
- 醤油 適量
- だし汁 300cc
- 水溶き片栗粉 少々(あん用)
作り方
- 銀杏は殻を除き、熱湯でサッと茹で薄皮をとる。
れんこんは100gすりおろし、残りは粗いざく切り、人参、きくらげは、せん切りし、ごま油で炒めておく。 - 豆腐は布きんで包んで水気を絞り、すり鉢に入れてよくする。
- 2.にすりおろしたれんこんを軽く水気を絞ってから加える。
すりおろした大根芋と塩を加え、よく混ぜ合わせ炒めたれんこん、人参、きくらげを加え、軽く混ぜ、8等分にして平たく丸める。 - 揚げ油を中温にして3.をからりときつね色になるまで、約3分~5分間程揚げる。しし唐は切れ目を入れ素揚げ。
- 器に盛り合わせる。あんをつくりかける。生姜(からしでもよい)をすりそえる。
三菜浸し(副菜)
材料(6人分)
- 白菜 5枚
- 春菊 3/4束
- もやし 3/4束
- 醤油 大さじ2
- 生姜絞り汁 大さじ1
- みりん 大さじ1と1/2
作り方
- 白菜、春菊、もやしをゆがんで水気を取り、3cmに切り揃える。
- それに醤油小さじ1をふりかけ、手で絞る(醤油洗い)。
- 絞ったら、残りの醤油、生姜を絞り汁、みりんを合わせ、全体にまぶす。
かぼちゃのほうとう風味噌汁(汁物)
材料(6人分)
- かぼちゃ 1/4個
- 人参 70g
- しめじ 3/4パック
- 小松菜 1/3束
- 昆布だし 6カップ
- 味噌 大さじ4
作り方
- かぼちゃ、人参はいちょう切り、しめじは石突を取り、ほぐす。
- 昆布だしで人参を煮て、半煮えになったらかぼちゃを加え、しめじを加えて煮る。アクを取り、味噌を入れる。
- ざく切りにした小松菜を加え器に盛る。
おからようかん(デザート)
材料(6人分)
- おから 50g
- 片栗粉 大さじ2
- 水(牛乳) 大さじ2
- あずき缶 200g
作り方
- ボールにおからと片栗粉をよく混ぜる。
水(牛乳)を大さじ2、あずきを加えてよく混ぜ合わせる。 - ラップを30cm切って(1)をのせ、巻きすだれを使って筒状の形に整える。
左右の端もいっかり整える。巻きすだれを取り外す。 - 2.を電子レンジ600Wで4分加熱する。熱いうちに巻きすだれで形を整え、冷めたら巻きすだれを外し、切り分けて出来上がり。
精進料理とは?
植物にも命があり、その命が自分の源になるということに思いをいたらせ、思いやりをもって食材を大切に扱うこと。
季節に合った旬の食材を選び、色、形、香り、味など持ち味を最大限に生かし切ること、それが精進料理の心です。
精進料理の基本は、身近にある旬な素材を生かし、手間を惜しまず、無駄のないように調理すること。
材料は使い切る、すべて生かしきる調理をする一方で、水を流しっぱなしにしないでためて使う、少しの野菜を茹でるのに大きな鍋に湯を沸かさない、不必要にグラグラ沸かしたりしない、無駄を省いた調理をすることが、自然に感謝し、大切にすることにつながるのです。
精進料理は、かしこまっていただく特別の食事と思い込んでいますが、「お寺のおばんざい(普段のおかず)」で、身近な食材を使って素材の味を生かしてつくる素朴な日常食です。
健康的で、やさしく作る人、食べる人も癒されます。
「野菜ってこんなに美味しかったっけ?」と驚くこと間違いなし。
素材に優しい、食べる人に優しい、調理法もやさしい精進料理を、今一度見直し、日常の食生活に取り入れることが、現代のメタボ予防につながると思います。
精進料理の心構え
- 精進の基本は無駄にしないですべてを生かすこと。
- 自分の戒め万物に感謝して食事をいただく。
- 体も心も、健やかに美しく季節に息吹を心身にいただく料理。
- 手間を惜しまず、素材を生かすのが最高の精進料理。
(精進料理教室の資料より抜粋)
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