よくある質問(土地に関すること)

ページ番号1008837  更新日 2022年12月16日

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質問事項

Q 地価が下がっているのに、土地の税額が上がるのはどうしてですか?

 土地に係る固定資産税は、評価額が急激に上昇した場合であっても、税負担の上昇はゆるやかなものになるよう、課税標準額を徐々に是正する負担調整措置が講じられています。

 地価が下落する中で税負担が上昇する土地は、本来の課税標準額に比べて現在の課税標準額が低いため、負担調整措置により本来の課税標準額に向けた是正過程にあるものです。

Q 住宅を取り壊したら土地の税額が上がったのはなぜですか?

 住宅の敷地として利用されている土地(住宅用地)には、『住宅用地に対する課税標準額の特例』措置があり、固定資産税額が軽減されています。しかし、住宅の取壊しにより、この特例措置の適用がなくなったことから、税額が高くなったものです。

Q 登記簿の地目と固定資産税の地目が違うのはなぜですか?

 固定資産税の地目は、登記簿上の地目ではなく、その年の1月1日(賦課期日)時点における現況地目によることとされています。このため、地目についての変更登記がされていなければ、登記簿上の地目と課税上の地目が一致しないことがあります。

Q 土地の実際の地積が課税されている地積と違う場合は、どうしたらよいでしょうか?

 法務局で正しい地積登記(地積更正登記)をしてください。法務局に登録されている土地の面積が課税面積になりますので、実際の地積と異なる場合は、法務局に地積更正登記をすることにより、翌年度から訂正された地積に基づき、固定資産税が算定されます。

Q 取引価格と比べて、土地の固定資産税評価額が高いのはなぜですか?

 実際の土地の売買においては、人気のある土地の買い急ぎにより価格の高騰があったり、知人間、親戚間などの特殊な関係間で割安価格による売買があるなど、個々に事情が異なります。

 土地の評価に当たっては、総務大臣が定める『固定資産評価基準』に基づき、実際の取引価格からこのような様々な事情の要素を取り除いた価格(正常売買価格)を固定資産税評価額とするため、実際の取引価格よりも固定資産税評価額の方が高くなったり、逆に安くなったりすることがあります。

Q 道路(セットバック部分など)として利用されている土地について、手続が必要でしょうか?

 道路(セットバック部分など)として利用されている土地で、次の要件を満たすものは、道路部分の固定資産税および都市計画税が非課税になります。

適用要件

  • 道路部分と隣接地の境界が構造物や目地等により明確に表示されていること。
  • 土地家屋調査士が作成した地積測量図などがあること。
  • 町内会、生産組合、隣接者、道路管理者など利害関係人が道路として利用していることを確認した同意書があること。

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