千代女紙芝居ページ11
ドタドタドタ!
なを「おかーさん。大変ですよ。お殿様から手紙がとどきましたよ!」
それは加賀藩のお殿様からの手紙でした。
手紙には、日本に朝鮮の人達が来るので、そのお土産に千代の俳句を差し上げたい。それでお殿様に俳句を届けるように、と書いてありました。
なを「すばらしいことじゃないですか!お母さん良かったですね!」
千代「ええ、わたしもうれしくてうれしくて…真心をこめて作らせてもらいますよ。」
千代は21の俳句をきれいな掛け軸と扇に書いて、お殿様に納めました。
このように千代の名前は全国に知れわたり、千代の俳句集がつくられました。
この当時、生きている間に俳句集がつくられることは大変めずらしく、特に女の人の俳句が本になったということはすごいことだったのです。
ただあまりにも有名になったので、
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