千代女紙芝居ページ10
スッ・スッ・スーッ、スッ・スッ・スッ
千代は五十二才になりました。
千代は、この年の冬、髪の毛をそり、尼さんになりました。
そして、これまでの長い髪を思い出しながら、俳句をつくったのです。
「髪を結う手の隙あけて炬燵かな」
この俳句は「尼になって髪を手入れすることもないので、こたつにあたりながら、これからも俳句を勉強したいのです。」という気持ちを詠んだものです。
千代が尼さんになってから九年がたったある日、すばらしい事件がおこりました。
より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
観光文化スポーツ部文化課
〒924-8688 白山市倉光二丁目1番地
電話:076-274-9573
ファクス:076-274-9546
観光文化スポーツ部文化課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。