千代女紙芝居ページ8
そして次の年.千代は十八才で金沢に住む弥八さんと結婚しました。
弥八さんは勉強が好きなひとで、結婚してからも千代に好きな俳句をつくらせてくれました。
千代はとても幸せでした。
しかし、幸せは長くは続きませんでした。
千代が二〇才のとき、弥八さんが病気で死んでしまったのです。
千代は泣く泣く松任の家に帰ったのでした。
傷ついた千代を支えてくれたのが千代の好きな俳句でした。
千代は自分の人生を俳句に打ち込むことに決め、いろんなところを旅して、たくさんの仲間や先生たちと交流しました。
ところが、さらに千代が三十才をすぎた頃、千代のお父さんとお母さんとお兄さんがつづけて亡くなりました。
千代は、ふかく悲しみながらも、店をひとりでやっていかなくてはならず、俳句をつくるひまもないくらい忙しく働きました。
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