帯状疱疹について

ページ番号1010597  更新日 2024年3月28日

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帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子どもの頃に感染する水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる病気です。
水痘が治った後も、ウイルスは体内に潜伏しています。しかし、過労やストレス、加齢などで免疫力が低下することで、ウイルスが活性化し、帯状疱疹として発症します。

病状について

発疹が出る2~3日前から痒みもしくは痛みが生じ、その後皮膚の表面に、身体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う斑点や発疹(水ぶくれ)が帯状に現れます。
痂皮化(かさぶた)には、10~15日ほど必要で、皮膚症状が治るまで1か月ほどかかります。また、痛みの消失については、4~6週間ほどかかります。
代表的な合併症に、皮膚が治った後も3か月以上痛みが続く、帯状疱疹後神経痛があります。
痛みの感じ方は、「ピリピリ」「ズキズキ」など様々ですが、発疹など症状が現れたら、なるべく早めに受診し治療を行うことが、症状の重症化や長期化を防ぎます。
 

治療について

早期発見・早期治療が大切です。
帯状疱疹を疑われる症状が現れたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。主に抗ウイルス薬を内服することが基本となりますが、発症後(発疹が現れてから3日以内)、できるだけ早く治療を開始するほど、効果が期待でき、症状の重症化や長期化を防ぎます。
 

予防するためには

○免疫力が低下しないよう、日頃からの体調管理が大切です。
 ・食事のバランスに気をつける。
 ・質の良い睡眠と休養をとる。
 ・適度な運動をする。
 ・リラックスした時間をもつ。
 

○ワクチンで予防する。
 50歳以上の方は、ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症を抑えたり、重症化を防ぐことが期待できます。帯状疱疹の予防接種は、現在、予防接種法で定められている定期予防接種の対象ではなく、個人の判断で行う任意接種のため、費用は全額自己負担となっています。接種できない方や注意が必要な方もいますので、接種を希望される方は、かかりつけ医等にご相談ください。

※帯状疱疹の予防接種費用を一部助成します。

市では、令和6年6月から帯状疱疹の予防接種を希望される50歳以上の方に対し、接種費用の一部助成を始めます。
希望される方は、接種前に必ず市へ申請書を提出し、市が発行する「助成券」を持って医療機関で接種します。
詳しくは、令和6年5月以降に、当ホームページに掲載します。
 

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健康福祉部いきいき健康課
〒924-0865 白山市倉光三丁目100
電話:076-274-2155 ファクス:076-274-2158
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