喫煙について考えよう

ページ番号1001940  更新日 2022年2月8日

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たばこの特徴と喫煙による健康障害

たばこの煙に含まれる化学物質は5300種類にも及び、そのうち70種類以上に発がん性があると言われています。また、たばこ製品は、ニコチンによる喫煙者を長期的に使用継続させる「依存性」を有します。

喫煙と関係がある健康障害

がん
肺がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、鼻腔・副鼻腔がん、食道がん、胃がん、肝臓がん、すい臓がん、膀胱がん、子宮頸がん
循環器疾患
虚血性心疾患、脳卒中、腹部大動脈瘤
呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
糖尿病
2型糖尿病
歯科疾患
歯周病

※「厚生生労働省 喫煙の健康影響に関する検討報告書」より、科学的証拠は因果関係を推定するのに十分であると判定された疾患について抜粋。

喫煙は、上表のようにさまざまな健康障害の原因になることが分かっています。近年、加熱式たばこや電子たばこなどの新しい製品が、市場に流通するようになってきています。これらの新規のたばこ関連製品群は、無害あるいは健康被害が少ないとは決して言い切れるものではなく、因果関係の有無を推定する科学的根拠はまだ不十分ですが、使用者本人にも周囲にも健康影響が生じうると考えられます。

受動喫煙の問題

喫煙する本人が煙を吸うだけでなく周囲の人がその煙を吸うこと(受動喫煙)で健康障害が起きることも重要な問題です。

イラスト:受動喫煙によってリスクが高まる病気

なくそう!望まない受動喫煙

健康増進法が改正され、2020年4月から、望まない受動喫煙をなくすための取組が「マナーからルール」へと変わります。多数の人が利用するすべての施設が、原則屋内禁煙となります。

「ルール」の概要

  1. 多くの施設において、屋内が原則、禁煙に
  2. 20歳未満の人は、喫煙エリアへの立ち入りが禁止
  3. 喫煙施設がある場合には標識を掲示

詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。

健康障害を防ぐ

さまざまな健康障害を防ぐために、一人一人が喫煙について理解を深めること、喫煙をしている人は禁煙に向けて取り組むことが大切です。

現在、禁煙治療を行っている医療機関も多くあります。白山市では、禁煙外来治療費の助成を行っています。

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健康福祉部いきいき健康課
〒924-0865 白山市倉光三丁目100
電話:076-274-2155 ファクス:076-274-2158
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