化学物質過敏症をご存知ですか？

化学物質過敏症をご存知ですか？

私たちのまわりにも症状を抱えた方がいらっしゃるかもしれません。

化学物質過敏症についてご理解いただき、ご協力をお願いします。

化学物質過敏症とは？

何かの化学物質に大量にさらされたり、または、ごくわずかでも繰り返しさらされた後に発症するといわれていますが、詳しい原因などは分かってないため、誰にでも発症するリスクがあります。

症状は？

人によって現れる症状が異なり、代表的な症状には、頭痛やめまい、吐き気、倦怠感、目や喉の痛みなどがありますが、明らかな体調不良にもかかわらず、はっきりと診断されるまで時間がかかったり、周囲から理解されずに苦しむ方も多い病気です。

どのようなものが原因物質となるの？

原則的には、その患者さんにとって合わないものがあれば何でも原因物質になる可能性があります。

例をあげれば、洗剤、漂白剤、柔軟剤、芳香剤、建材、接着剤、塗料、排気ガス、殺虫剤、除草剤、大気汚染物質など様々です。
 

ご理解とご協力をお願いします

化学物質過敏症の予防と治療には、まず完全でなくても、できるだけ接触する原因物質の量を少なくすることとされています。
皆さんの周りにも、化学物質過敏症の症状で苦しんでいる方がいらっしゃるかもしれません。
洗剤や柔軟剤、芳香剤など、日常的に使用している製品に含まれている化学物質が原因となって、頭痛や倦怠感などの症状を誘発させてしまっているかもしれません。

公共の場など多くの人が集まるところでのこれらの製品の使用にあたりましては、化学物質過敏症についてご理解いただき、ご配慮くださいますようお願いいたします。
 

• 【消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省作成　啓発ポスター】その香り　困っている人がいるかも？ （PDF 2.1MB）