若宮八幡宮の常夜灯
白山市指定有形文化財 建造物
若宮八幡宮の常夜灯(わかみやはちまんぐうのじょうやとう)
〔所在地〕白山市若宮一丁目100番地
〔指定日〕平成9年3月28日
この常夜灯は、明治35年(1902)、松任町の経済発展が目覚ましい時期に建てられたものです。内部の天井には灯油ランプを吊るす金具があり、毎夜明かりが灯されると、松任の海岸からも見え、灯台の役割も果たしたといわれています。
基礎は花崗岩五段の石組みで、石組みの最上段には、寄附人名、世話人名、落成年月が刻まれています。板壁部分は厚い下見板張り、屋根は方形造り瓦葺きです。外壁上部の四面の窓には、「ギヤマン」と称された赤、青、白の色ガラスがはめ込まれ、西欧文化を取り込んだ建物でもあります。
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