神田白山神社末社八幡神社社祠

ページ番号1002307  更新日 2022年2月15日

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写真:八幡神社社祠

白山市指定有形文化財 建造物
神田白山神社末社八幡神社社祠(かんだはくさんじんじゃまっしゃはちまんじんじゃしゃし)

〔所在地〕白山市安養寺町丙227-1
〔所有者〕安養寺町
〔構造〕木造 一間社流造杮葺
〔指定日〕昭和54年8月2日

元は神田白山神社の本殿で、明治15年(1882)の新築に際し、末社である八幡神社の本殿に転用されたものです。現在は瓦葺きの覆屋に納められています。
構造は一間社流造の杮葺きで、井桁になった土台の上に建てられています。間口85センチメートル、奥行身舎75センチメートル、向拝奥行81センチメートル、主な柱は丸柱で径8.5センチメートル、向拝柱は7.0センチメートル角です。
縁を三方にめぐらし、脇障子と縁高欄がついています。正面には土台の内法に張った浜床があって、七段の木階を懸け、宝珠柱を建てて登り高欄を受けています。
向拝の両脇には、木鼻のある獏が施してあり、向拝虹梁の若葉化粧棟木に唐草模様が線彫りされています。
棟札がないため正確な建立年代については不明ですが、細部様式から江戸時代前期(寛永~明暦年間)のものと推定されます。

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