一閑院法華塔
白山市指定有形文化財 建造物
一閑院法華塔(いっかんいんほっけとう)
〔所在地〕白山市鶴来本町四丁目チ18番地1
〔指定日〕昭和63年3月23日
一閑寺はもと一閑院といい、寛永8年(1631)金沢宝円寺五代住職雲尭の開山とされます。天保年間に堂宇が焼失し、当時の住職獨角により再建が進められました。
法華塔は、このとき建立されたもので、獨角が、手取川から小石を拾い集め2年間にわたり写経した経石を埋納したものです。6万7304字の法華経の教文が一石に一字ずつ書かれており、このような写経形態は一字一石経や礫石経等といわれています。法華塔の石材は能美市和佐谷産の凝灰岩で、「守株日記」には天保11年(1840)4月23日に、石引きが実施されたことが記されています。
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