八坂神社本殿
白山市指定有形文化財 建造物
八坂神社本殿(やさかじんじゃほんでん)
〔所在地〕白山市白峰ロ165
〔所有者〕八坂神社
〔構造〕木造 入母屋造平屋建銅板葺
〔指定日〕昭和39年2月21日
造立時の棟札によれば、文政4年(1821)3月21日にチョンナ始め、同年7月20日立柱、翌5年(1822)3月7日に上棟とあります。永平寺門前大工・玄之師達が棟梁となっています。
身舎は桁行3間、梁行2間、入母屋造で平入り。主屋根と棟を直交させて千鳥破風をつくり、向拝は一間で軒唐破風が付きます。元は杮葺きの社殿でケヤキ材を使用し、正面扉には転宝輪と黒百合の半肉彫り、両側面板壁には幾何学模様の繊細な線列を施すなど、高い水準の装飾彫りを随所に見ることができます。
現在屋根の上部を除いて本体は覆屋の中に納められているため、外部から拝観することはできませんが、建仁寺流和様発展した技法で造られ、化政期の特色を最大に持っている建造物であるといえます。
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