移住者の声Vol.15 堀内 彩さん

ページ番号1002950  更新日 2022年2月15日

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空き家を改修しお菓子と珈琲のお店「スーヴニール」をオープン

石川県野々市市から白山市へIターン
鶴来地域在住
(2021年1月15日 取材)

写真:スーヴニール堀内さん1

空き家を改修し
お菓子と珈琲の店
「スーヴニール」をオープン


堀内 彩(ほりうち・あや)さん 石川県野々市市出身

  • 2010年 大阪府内の製菓専門学校を卒業
  • 2010年 地元の洋菓子店に就職
  • 2016年 地元の広告代理店に転職
  • 2020年9月 白山市鶴来地域でお菓子屋さん「スーヴニール」をオープン

お菓子屋さんを開こうと思ったきっかけは?

以前地元のケーキ屋さんに勤めていましたが激務から辛さを感じ、お菓子作りを離れ、広告代理店で営業の仕事を始めました。その時、営業先の経営者と関わることが多く、お客さんを喜ばせるためにサービスを提供する姿に刺激を受け、自分も会社員ではなくもう一度お菓子の道で頑張りたいと思うようになりました。お菓子の世界に戻るなら自分でやってもいいのではないかと思い、開業を決心しました。

起業にあたって大変だったことは?

将来お店を開きたいとは思っていなかったので、開業にあたっての自己資金があまりなく、お金を借りるための準備が大変でした。また、立地や交通の便、駐車場などを考えると、やりたい場所での物件探しも大変でした。

写真:スーヴニール 内観1

空き家バンク制度を知ったきっかけについて教えてください。

空き家を利用してお店を開こうという意識は最初はありませんでした。鶴来地域のゆったりした雰囲気が好きだったので、不動産屋さんにお話を聞いて鶴来近辺で物件を探していたところ、たまたま白山市のホームページで空き家バンク制度や空き家改修補助金について知りました。ちょうど鶴来地域で気に入った物件があったので、縁を感じました。当初イメージしていたお店とは違いますが、鶴来商工会さんにも関わっていただき、おかげで雰囲気のあるお店になり、地域の人とも関わりを持つことができたので良かったと思っています。

写真:スーヴニール 外観

店内の改修にあたり、こだわったところはありますか?

予算内で空き家の改修をするのは大変でした。築70年以上の空き家なので、かなり手を加える必要がありました。壁を自分で塗ったのはすごく大変でしたが、お客さんに褒めてもらうこともあり嬉しいです。カウンターも気に入っています。

写真:スーヴニール 内観2

白山市の好きなところを教えてください。

自然が豊かで、近場でちょっとしたお出かけ気分を感じられるところです。白山比咩神社には開業以前から初詣などで毎年参拝に訪ねていました。鶴来地域の近隣のお店にもよく足を運びます。

写真:白山ひめ神社表参道前

地域の方や、お客さんの印象は?

鶴来にお菓子屋さんができたことを喜んでいただき、地元の方が「頑張ってね」「応援してるよ」とわざわざ声をかけてくださいます。雪が多い日には、近所の方がお店の前の雪かきを手伝ってくれるなど、地域の方の優しさを肌に感じています。
お客さんは、地元の方が多いですが、白山比咩神社に近いこともあり、参拝に来る方に立ち寄っていただくことも多いです。若い世代の方からファミリーの方、ご高齢の方など年齢層も幅広くいろいろな方がいらっしゃいます。

写真:スーヴニール菓子1

写真:スーヴニール菓子2

今後の目標を教えてください。

建物はまだ未完成です。これからも少しずつ手を加え、より居心地の良いお店にしていきたいと思っています。また、商品のアイテムも鶴来の人に好まれるものを発見していきたいです。マルシェなど、地域で開催している催しなどにも、今後出店していけたらと考えています。

写真:スーヴニール堀内さん

(取材日:2021年1月15日)

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