移住者の声Vol.12 メイ スーザンさん

ページ番号1002947  更新日 2022年2月8日

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オーストラリアから日本へ。
檜細工の作品作り・発信に取り組む。

オーストラリアから白山市へIターン
鶴来地域在住
(2020年3月16日 取材)

写真:メイ スーザンさん

オーストラリアから日本へ。
檜細工を受け継いでいきたい。


メイ スーザン(めい・すーざん)さん オーストラリア出身

  • 2015年 北九州市立大学の交換留学生として来日
  • 2016年 白山市の機器メーカーに就職
  • 2017年 檜細工の伝統工芸士 香月久代さんに出会う
  • 2019年 白山手取川ジオパーク推進協議会に勤務する傍ら、香月さんに師事し、檜細工の作品作り・発信を行う

来日したきっかけは?

昔、旅行で日本に来たときに、日本人の控えめな性格が自分に合っていると感じて、日本に住んでみたいと思いました。交換留学生として来日し、その後JAPAN TENTをきっかけに白山市で生活しています。

白山市の好きなところはありますか?

白山市は緑が豊かで自然に囲まれているのがいいと思います。
私の住んでいたオーストラリアも田舎ですが、砂漠のような雰囲気をイメージしてもらえると分かるように、白山市とは全然違います。山や川が近くにあるのは素敵だと思います。先日、綿ヶ滝に行ってきて、さわやかな気分を味わいました。また、8月に白山登山をして、高山植物を見ることができたのは嬉しかったです。

写真:白山登山

檜細工に惹かれたきっかけは?

金沢で行われていた展示会で、檜細工の作品を見て興味を持ちました。
もともと細かい手作業が好きで、水引細工もしていました。伝統工芸には興味があったので、白山ろくに伝わる檜細工は自分でも挑戦してみたいと思えるものでした。
また、高齢化で担い手不足となっている現状を知って、自分が檜細工を受け継ぎたいと強く思うようになりました。鶴来で伝統工芸士として檜細工を続けている香月久代先生のもと、鶴来の横町うらら館で檜細工を習い、様々な作品を制作するようになりました。

写真:檜細工をするメイ スーザンさん

写真:横町うらら館 外観

現在の活動を教えてください。

作品をイベントで販売したり、SNSを使って最新の作品や檜細工の魅力を発信したりしています。英語でも紹介しているので、外国人に興味を持ってもらうきっかけとなり、お問い合わせが増えました。また、ワークショップで檜細工を教えることもしています。作品を作るだけでなく、多くの人に檜細工の魅力を知ってもらいたいと思っています。

写真:檜細工の作品

今後の目標について教えてください。

現在は白山市で白山手取川ジオパーク推進協議会の職員として働きながら、檜細工の作品作りや発信を続けたいと思います。
大きな目標はないですが、好きなことに取り組んで、それを発信できることを大切にしていきたいです。今後も仕事と両立しながら檜細工の担い手として頑張りたいと思います。

(取材日:2020年3月16日)

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