移住者の声Vol.6 山田 浩太郎さん

ページ番号1002940  更新日 2022年2月8日

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父の故郷である白峰へIターン。
白峰のために何かしたいとシラミネ大学を設立。

野々市市から白山市へIターン
白山ろく地域(白峰)在住
(2017年5月17日 取材)

写真:山田 浩太郎さん1

父の故郷である白峰へIターン。
白峰のために何かしたいとシラミネ大学を設立。


山田 浩太郎(やまだ・こうたろう)さん 野々市市出身

  • 2007年 石川県内の高専を卒業後、東京で就職。
  • 2010年頃 石川県野々市市へUターンし、石川県の「農業応援団づくり事業」に携わる。同時に、白峰地区に畑を借りて白峰通いを始める。
  • 2013年 白峰で空き家を借りて本格的に移住。
  • 2015年 シラミネ大学設立。白峰の伝統文化や風土を学び体験する市民大学として、講座やイベントを企画・開催している。
写真:雪だるまカフェ外観
今回のインタビューは、白峰にある「雪だるまカフェ」で行いました。
古民家を改装した雰囲気のあるお店です

白山市(白峰)に興味を持ったきっかけは?

畑作りがきっかけです。小学校の授業で体験したサツマイモ掘りの楽しさが忘れられなくて、実家のある野々市市で友人たちと一緒に畑を借りてサツマイモ作りを始めたんですが、それだけでは飽き足らなくなり、セカンドステージとして父の故郷である白峰で畑を借りてやってみようと。こっち(白峰)に親戚がいたことから、運よく畑を貸してくれる人を紹介してもらうことができたので、そこから白峰に通うようになりました。

写真:山田 浩太郎さん2

白峰に住むことを決めた理由は?

高専卒業後、東京でバイクの設計の仕事をしていましたが、内勤の仕事が性に合わなくて。また、都会で暮らしてみて、自然豊かな石川県の良さに気付きました。そこで、将来は地元に戻って農業関係の仕事をしたいと思い、まずは勉強のために、埼玉県の農産物直売所に転職しました。その後、縁あって石川県の農業応援団作りという事業の立ち上げに携わることになり、Uターンすることになりました。

白峰に畑を借りた当初は、実家の野々市市から通っていたんですが、白峰に住む親戚や近所のおじちゃん、おばちゃんたちとの付き合いを通じて、地域のつながりが残っている白峰ってすごくいいよなぁと感じていました。で、だんだんと白峰のために何かしたいという思いが強くなってきたんです。

白峰に住むことについては、両親から反対もあったような、なかったような…。ただ父親にとっては故郷なので、心配ながらも嬉しそうだった気がします。

写真:家の前で

実際に住んでみての感想は?

白峰に空き家を借りて一人暮らしを始めてから、今年で5年目になります。地域に溶け込むのに、苦労がなかったといえば嘘になりますが、一度距離が縮まると、人と人とのつながりがすごく温かくていいんです。近所の人から野菜をもらうこともあって、自炊もするんですが、どちらかというと、用事で誰かを訪ねたついでに、そのお宅で家飲みが始まることが多いかもしれません(笑)。

「シラミネ大学」の活動について教えてください。

もともと、「白峰出身じゃないけれど白峰が好き」な若者たちで集まって「ジゲグラヴィティ」(「ジゲ」は方言で「白峰」という意味)という団体を作って、白峰を盛り上げようと1年くらい活動していました。ちょうどその頃、白峰のために何かしたいという若い子たちが何人かUターンしてきたんです。ジゲグラヴィティは白峰出身以外の人の集まりだったので、そこに地元の子たちが加わった形で、新たに「シラミネ大学」を立ち上げることになりました。

最近では、地元の人たちに出演してもらってPR動画を制作しました。

また、定期的に白峰の伝統工芸や昔の暮らしを学ぶ講座なども企画・開催しています。住民みんなが先生であり生徒でもあって、みんなで白峰を学んで、楽しもうというのがシラミネ大学の目的です。

写真:山田 浩太郎さん3
シラミネ大学作成の動画「TENDERESTしらみね」はYoutubeで観ることができます
写真:カレンダーを手に持った山田さん
シラミネ大学から派生した「孫心隊(まごころたい)」では、白峰地区の魅力を伝えるカレンダーを作成

お休みの日は何をしていますか?

シラミネ大学の活動以外にも、アイスクリームの企画・販売をしたり、白峰観光協会の理事として活動したりと、休みらしい休みがあまりないというか…

仕事と休みのボーダーラインが曖昧なんです。でも、料理するのは好きですね。自分で味噌や梅干しを手作りしたこともあります。シラミネ大学もそうですが、みんなで面白いことをするのが好きです。

写真:とちの実アイスと堅豆腐アイス

写真:菜さい
山田さんが考案した「とちの実アイス」・「堅豆腐アイス」は白峰の特産品販売施設「菜さい」で購入できます

白山市の好きなところ・好きなものを教えてください。

好きなところは、何といっても白山です。こちらに来たときに改めて感じたんですが、やっぱり白山はいいです。パワーをもらえる気がします。特に(白山高山植物園のある)西山あたりから眺める白山は最高で、日によって表情が全然違うので、毎日見てても飽きません。

好きなものは白峰の名産「とち餅」です。あと、油揚げや堅豆腐も好きですね。僕が企画した「とちの実アイス」「堅豆腐アイス」も美味しいですよ(笑)

写真:白山
西山から望む白山

今後の目標について教えてください。

シラミネ大学の活動が、ゆるく長く続いていけばいいなと思っています。ゆくゆくは自分がいなくなっても活動できるよう、次の世代に引き継いでいきたいですね。また、シラミネ大学という場を利用して、メンバーが成長し、自分のやりたいことをやっていけるようになればいいなとも思います。白峰への愛は一緒ですが、やりたいことはそれぞれあると思うので。

写真:山田 浩太郎さん4


自分自身の目標としては、50年後も賑やかな白峰が続いているように、この地域のためになることをやっていきたいです。今も、空き家を利用したゲストハウスや民泊ができないか、大学の先生にも働きかけているところです。

白峰にも空き家が増えて、その管理が大変になってきているので、これがうまくいけば空き家が減り、新しい仕事ができるなど、白峰が抱えている問題の一助になるんじゃないかと考えています。

ただ僕は、まだまだよそ者なので、何か新しいことをやるときはまず周りの人に相談するようにしています。時に疎外感を感じることもありますが、逆に自分には外から見た白峰の良さを発見できる「よそ者の視点」があると思っています。それを強みにして、これからも白峰に住み、白峰のために活動していきたいです。

写真:山田 浩太郎さん5


(取材日:2017年5月17日)

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