移住者の声Vol.2 吉本 卓生さん

ページ番号1002936  更新日 2022年2月9日

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関東から地元にUターン。
アプリの企画・制作会社を起業。

関東から白山市へUターン
松任地域在住
(2016年11月25日 取材)

写真:吉本 卓生さん

関東から地元にUターン。
アプリの企画・制作会社を起業。


吉本 卓生(よしもと・たくお)さん 白山市出身

写真:双子ゲームス会社ロゴ

  • 2007年 石川県内の学校を卒業後、神奈川県のIT企業にシステムエンジニアとして 就職。7年間勤務後、2014年に白山市にUターン。
  • 2015年 スマホアプリなどの企画・制作会社「株式会社双子ゲームス」を設立し、代表取締役に就任。
    白山市の起業家支援補助制度の支援を受け、JR松任駅前に事務所を構える。

写真:吉本 卓生さん2

地元へのUターンを考えたきっかけは?

システムエンジニアとして関東で働いていたのですが、毎日のように残業や出張など仕事に追われ、体調を崩してしまいました。なので、実は静養する目的で地元にUターンしたんです。

実家で静養しながら個人事業主としてスマホ用ゲームアプリの制作を始めたところ、金沢のIT会社の社長さんに「一緒に仕事をしないか」と声をかけていただきました。その時、どうせなら対等な立場でやってみたいと思い、会社を立ち上げることにしたんです。

今も多忙な毎日ですが、以前とは違って仕事の配分などの時間管理が自分でできるので、体調的にはずいぶん楽になりました。

白山市に会社を設立した決め手は何でしたか?

石川県内では金沢市や能美市なども候補としていましたが、今の事務所がJRの駅前にあるということが決め手になりました。駅からタクシーに乗り換えなくてもいいというのは、東京や大阪など全国から来るクライアントにとっては非常に便利ですからね。あと正直なところ、自分自身も関東での生活では全く車の運転をしていなかったので…(笑)

また、市の起業家支援補助制度の家賃補助を受けられるのも魅力でした。

地元(地方)で起業することに不安はありませんでしたか?

出身地なので、地元(地方)が抱える問題はある程度把握しており、特に不安は感じませんでした。逆にシステムエンジニアとしての7年間の経験があるので、インターネットがつながる環境さえあればどこででもやっていけるという自信はありました。

写真:吉本 卓生さん3

関東と比べて、生活面・仕事面でのギャップはありますか?

生活面では、やはり公共交通機関でしょうか。それもあって、事務所を今の場所(駅前)にしました。JR金沢駅から電車で10分というのは魅力的ですよ。

仕事面では、IT系の仕事は(地方では)やはり少ないんですけど、前の職場の上司から「仕事は自分で作るものだ」と教えられていたので、「ないなら自分で作ってやろう」と一念発起したんです。

白山市のお気に入りや休日の過ごし方は?

松任駅周辺の飲食店が好きでよく利用するんですが、やっぱり魚が美味しくて日本酒の種類が豊富なのがいいですね。

休みの日はもっぱらゲームです(笑)ゲームは何でも好き。あとは盆栽も好きで、成長を見ながら剪定したり、薬をあげたりしながら手を動かすことで、考えがまとまることもあります。インテリアとしてオフィスにも飾っているんですけど、緑があると癒されます。

写真:盆栽

イラスト:魚を持った店員
白山市のおいしい魚・野菜・お米などが
食べられるお店が多数あります!
イラスト:徳利とおちょこ
白山菊酒を知っていますか?
白山市5蔵元による日本酒ブランドです!

移住を考えている人にアドバイスはありますか?

まずは仕事を見つけることが大事だと思います。いくら地方への移住を希望していても、生活の基盤がしっかりしていないとやっていけませんからね。それに都会と比べると仕事の選択肢も少ないですし。

もし、起業しようと考えているなら仲間を見つけることが大事。

できれば違う業種で経験を積んできた仲間がいると、お互いの不足している部分を補い合えます。会社をやっていくには、研究開発する人だけじゃダメで営業も事務も全部必要ですから、それを一緒にやっていける仲間を見つけられることが一番重要だと思います。

(取材日:2016年11月25日)

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