絹本著色 蓮如上人寿像附蓮如紙牌
白山市指定有形文化財 絵画
絹本著色 蓮如上人寿像附蓮如紙牌(けんぽんちゃくしょく れんにょしょうにんじゅぞうつけたりれんにょしはい)
〔所在地〕白山市東一番町12番地
〔所有者〕本誓寺
〔員数〕一幅
〔絵画寸法〕縦95cm、横40.3cm
〔紙牌寸法〕縦34.5cm、横24.5cm
〔指定日〕昭和50年3月6日
寿像(じゅぞう)とは、存命中につくられる肖像画のことで、ここでは老境に入った蓮如が描かれています。無銘のため、筆者や作成年代は不明です。紙牌(しはい)とは、本人が遷化(せんげ)に先立ち、位牌がわりとして作成配布するもので、ここでは肖像画の右上に貼付されています。紙牌は縦書きで、最初に偈頌(げじゅ)、中央に蓮如の法号、次に詠歌(えいか)、最後に年号と蓮如の年齢が記されており、内容は次のとおりです。
古在東山霊地雖立一流宗義
今ト山科林窓欲遂安養往生
同弥勒慈尊暁待畢命為期夕
法印権大僧都大和尚位 兼寿
仏にも祖師にもよはひおなしくていたる八十地のかすそたふとき
極楽へ我行くなりときくならはいそきて弥陀をたのめみな人
明応元年(1492) 満八十歳
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