旧山岸家住宅が国の重要文化財(建造物)に指定されました

ページ番号1002264  更新日 2022年9月14日

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令和2年12月23日付け文部科学省告示第140号の官報告示により、白山市指定有形文化財「旧山岸家住宅」(きゅうやまぎしけじゅうたく)が重要文化財に指定されました。これにより白山市に所在する重要文化財(建造物)は「旧小倉家住宅」とあわせて2件となります。

写真:旧山岸家住宅 主屋

写真:旧山岸家住宅 板蔵(右)と味噌蔵(左)

写真:旧山岸家住宅 浜蔵


名称

旧山岸家住宅 主屋、板蔵、味噌蔵、浜蔵(きゅうやまぎしけじゅうたく おもや いたぐら みそぐら はまぐら)
所在地
白山市白峰イ72番地1ほか
所有者
白山市
構造形式
  • 主屋 土蔵造、桁行29.1メートル、梁間10.9メートル、三階建、桟瓦葺
  • 板蔵 土蔵造、桁行14.6メートル、梁間7.2メートル、三階建、桟瓦葺
  • 味噌蔵 土蔵造、桁行5.4メートル、梁間4.5メートル、三階建、桟瓦葺
  • 浜蔵 土蔵造、桁行7.3メートル、梁間5.5メートル、三階建、桟瓦葺
答申内容
旧山岸家住宅は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている白山市白峰(しらみね)に所在する。17世紀後半から白山麓(はくさんろく)十八ケ村の取次元(とりつぎもと・大庄屋)を勤めた豪農である。
雪深い山間の集落にあり、主屋は天保11年(1840)建設の土蔵造(どぞうづくり)、三階建で、明治26年(1893)に移築、付座敷(つけざしき)を接続した。おもに一階で生活し、二階と三階は養蚕などの作業や物置に用いられた。
保存地区内で建設年代が判明する最古の民家で、手取川(てどりがわ)上流域に分布する土蔵造、切妻屋根(きりづまやね)の農家住宅を代表する主屋として貴重である。敷地内の土蔵群や、水路なども併せて保存を図る。
指定基準
流派的又は地方的特色において顕著なもの

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