りつ陽市からのレポート Report from Liyang, CHINA
りつ陽市(中国)からのレポート 2020年7月8日
「りつ陽市のライフスタイル」
溧陽市のライフスタイル
”Lifestyle in Liyang”
姉妹都市の白山市にコロナ渦の溧陽市の状況をお知らせできて嬉しく思います。
溧陽市では、現在コロナウイルスの新たな感染者は出ておらず、元の生活が戻りつつあります。2月から営業を開始している企業もありましたが、仕事中はマスクの着用が求められています。買い物や外食、省をまたいでの移動は許されていますが、海外への渡航規制はまだ緩和されていません。
外食について
コロナウイルスの発生は旧正月(春節)直前でした。普段なら、家族や友達と旧正月を祝うために外出をしますが、今年はビデオ電話を通して新年のあいさつをしました。3月からは飲食店の営業を始めましたが、厳しい条件付きでの再開となりました。お客さんは入店する前に検温を行い、毎日店内の消毒をしなければなりませんでした。
マスク着用について
幸い、マスクが供給不足となることはありませんでした。コロナウイルスの感染が深刻な時期でも、マスクは市民に無料配布されていました。今ではマスクは元通りの値段に戻り、ドラッグストアなどで購入できます。職場でマスク着用を義務付けている企業が多く、マスクは必要不可欠なものとなりました。
地域の観光地と屋外での活動
コロナウイルス感染症の発生により、屋外での活動やイベントは厳しく規制され、市民は居住地域内に行動を制限されました。数カ月の間、犬の散歩でアパートの周りを歩くことしかできず、天目湖などの地域の観光地は閉鎖されました。状況が落ち着いてくると、徐々に制限が緩和されてきました。4月には、「お茶まつり」や「天目湖観光まつり」といったイベントが予定通り行われ、成功裏に終わりました。現在、観光地や公園は再開され、感染拡大防止のためソーシャル・ディスタンスを保つよう強く推奨されていますが、様々な屋外活動や外出が自由に楽しめます。
お茶まつり開幕式の様子
お茶まつり開幕式には、白山市長からビデオメッセージを送りました。
教育について
学生は数か月間、オンライン授業を受けていましたが、4月には学校が再開しました。通常であれば7月から夏休みに入りますが、休校の影響から試験が延期になっているため、学生たちは今、試験の準備に追われています。特に中学3年生と高校3年生は、将来に大きく影響する入学試験があるので、ストレスやプレッシャーと闘いながら勉強に励んでいます。
最後に、白山市の皆様のご健康を祈念するとともに、この状況が一刻も早く終息するよう願っております。(7月8日)
宋 超
リポーター紹介 Reporter Introduction
宋 超(ソウ チョウ)氏
溧陽市外事弁公室室長(※外事弁公室=外交・姉妹都市交流担当課)
両市の青少年ホームステイ交流や市政府訪問団交流を担当。
今年3月には、コロナウイルス感染拡大防止に役立ててほしいと、宋氏による迅速な対応により、溧陽市白山市へマスク9,000枚が寄贈された。
Song Chao
Section Chief Of Foreign Affairs Section
Manager of youth homestay exchange programs
and municipal government delegation visits.
In March, thanks to the swift response of Mr.Song,
we received a donation 9,000 masks from Liyang City.
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