【2025年】白山丸いも観察日記
白山丸いも観察日記
つる巻き体験
2025年7月26日(土曜日)、白山丸いも部会長の中村さんにご協力いただき、市内のほ場で「白山丸いも栽培収穫体験」の1回目を実施しました。
つる巻きを体験する予定でしたが、開催日を迎えるまでにつるがかなり伸びており、当日は中村さんが事前に作業してくださったつる巻きを親子5組が見学しました。
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つる巻きは丸いもの葉に均等に太陽を当てることと畝を区切るための大切な作業で、南半球だと右方向に、北半球だと左方向に巻くことを教えていただき、実際に巻かれているつるの様子を観察しました。
また、実際に植えてある種芋を取り出し、半分に切って中を見せていただき、白山丸いもの特徴である粘り気がしっかりあることや良い丸いもは良い種芋からなることを教えていただきました。
今はまだ土の中で成長中の白山丸いもですが、中村さんの説明を聞きながら11月の収穫が楽しみになりました。
1か月後のほ場 8月27日撮影
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今年も昨年同様、雨の降る日が少なく、暑い夏でした。
暑い日が続いていたので、丸いもの成長を心配していましたが、丸いもの葉が傘の役割を果たしてくれるため、育ちは概ね良好とのことでした。
そんな傘の役割を担ってくれた葉の大きさや量は1か月前の7月と大差はありませんでした。
葉が増えすぎると丸いもへ栄養がいかなくなるため、丸いも自身もそれを分かっていて、増えすぎることはないのだそうです。
また水やりにもポイントがあり、毎日暑いからと言って一気に水をやると一気に大きくなろうとしてしまい、どれだけ良い種芋を入れても形が悪くなってしまうため、水やりのバランスが大事とのことでした。
約3か月後のほ場 10月20日撮影
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つる巻きから約3か月後の丸いもは葉の色が黄色く色づき、すっかり秋らしくなっていました。
あと一週間もすると今は緑色の葉も黄色くなり、だんだんと枯れていくそうです。
葉が枯れる前に収穫するのかなと思うところですが、収穫後に丸いもを良い状態で保存するためには葉が枯れるのを待ち、しっかり丸いもに詰め込むことが大切なのだそうです。そうすることで、収穫後に水分が抜け、しわしわになるのを防ぐことができるのだそうです。
写真では分かりづらいですが、丸いもが眠る土は盛り上がっているところも出てきており、丸いもが大きくなってきている証拠なのだそうです。
あと少しで成長した丸いもに会えるのが楽しみです。
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