平成28年度 「たけのこ」の出荷が行われています

ページ番号1005205  更新日 2022年2月8日

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写真:店頭に並ぶたけのこ

JA白山のたけのこ部会では、4月11日(月曜)から今年のたけのこの出荷が始まりました。
例年より10日ほど早い出荷です。

写真は、市内の直売所にて販売されているたけのこです。
今年は「表年」と言われる取れ高の多い年になります。

しかし猪による被害や心無い入山者による乱獲により、「思ったほどの収穫ができない」との話もありました。

たけのこ部会長の藤田さんにお願いして、たけのこの収穫に同行させてもらいました(平成28年4月13日撮影)

写真:会長の藤田さん

JA白山たけのこ部会長の藤田さんです。

たけのこを掘る時には、幅が狭く、刃先が長い独特の道具を使います。


写真:アナグマの巣穴

竹林の途中には、こんな穴が・・・。

アナグマの巣だそうです。

藤田さんいわく、どんどん増築中だとか!?

ただ、害はないので、かわいいだけと。


写真:猪捕獲用檻

それに比べて、問題なのが猪です。

こうして檻を設置してありますが、全然つかまらないとか。

まわりの土がボコボコしているのは、猪に掘り起こされた場所です。

見事に檻をよけて食べられています。


写真:猪がたけのこを掘り起こした跡

地面を掘り起こし、もう少しで収穫できる!、という状態のものを根こそぎ食い荒らしていきます。
びっくりするぐらい上手に掘り当てています。


写真:手入れされた竹林

たけのこを収穫する場所は、下草がきちんと刈られ、竹も程よく間引かれており収穫までの地道な手入れが感じられます。


写真:土から顔を出すたけのこ

写真:たけのこを掘る様子

写真:収穫したたけのこ

写真:たけのこを持つ藤田さん


美味しいたけのこは、根本が太くて、根本のぶちぶちの間が白いほどいいそうです。
採れたてのたけのこは、切り口から水分がジワーっと染み出てきて、なめるとほんのり甘いです。

写真:箱詰めされたたけのこ

収穫されたたけのこは、地元の直売所で販売されるほか、金沢の市場にも出荷されています。
先っぽまでの皮の色が、黒より黄色の方が品質の良いものとされています。


写真:積まれた出荷待ちの箱

たけのこ部会のメンバーが搬入したたけのこが、規格ごとに箱詰めされて出荷を待っています。
これは金沢の市場へ出荷されて行きます。

鮮度を保つため、中には保冷剤が詰められています。


たけのこの出荷は、ゴールデンウィーク明けぐらいまで。
地元の直売店では、朝採ったたけのこが店先に並んでいます。
お昼を過ぎると、残っていない可能性が高いとのことなので、新鮮なたけのこをお求めの際は、お昼前にお買い求めください。

たけのこ

主な生産地域
鶴来地域
出荷時期
4月上旬~5月上旬(年によって変わります)
主な栄養成分
食物繊維、ビタミンB2・E、カリウム
効能
便秘改善、血糖値上昇の抑制、コレステロールの摂取抑制
お問い合わせ
白山農業協同組合 営農経済部
白山市井口町は7番地1
電話 076-273-5277

写真:たけのこ

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