平成29年度 「たけのこ」の出荷が行われています
春がにょきにょき「筍(たけのこ)」 出荷が始まりました
JA白山のたけのこ部会では、4月19日(水曜)から今年のたけのこの出荷が始まりました。
春先の気温が比較的低かった今年は、昨年より10日ほど遅い出荷となりました。
今年は「裏年」と言われる取れ高の少ない年であるのに加え、冬場の積雪の少なさから猪が増加したため、食害が深刻となりました。
「裏年」と「猪」のダブルパンチで、出荷量が非常に少ないというお話ですので、店頭で見かけた際には春の味覚を逃さぬように、ぜひゲットしたいですね。
JA白山の集荷場に筍が持ち込まれる様子を取材させていただきました。
厳しく定められた規格ごとに選別し、箱詰めされた筍が、たけのこ部会のメンバーにより搬入されます。
箱の中には吸水シートや保冷剤が入れられ、新鮮な状態が保たれるように注意が払われています。
筍の選別の基準を教えていただきました。
筍はおもに「秀」と「優」に分けられます。この、「秀」と「優」の違いは何でしょうか。
- 【秀】左側の写真が秀品で、先端や全体が黄色っぽく見えます。地表に出る前に掘り起こされた、柔らかく甘いものです。
- 【優】右側の写真、先端が緑色で、全体に比較的濃い色をしているものが優品です。地表に出てから収穫されたもので、歯ごたえがしっかりしており、ほろ苦さがあります。
料理やお好みに合わせて選べるといいですよね。
【特】
そして、もう一つ「特」という分類があります。取れ高の多い表年でも、100箱に1箱出荷できるか、という非常に希少な筍です。
取材に伺った日にはお目にかかれませんでしたが、お話を伺ったJA白山の古田さんは「黄金に光っています!!1キログラム以上の大きな筍です。」
と目を輝かせながら教えてくれました。
「特」の出荷場所に並んだ筍を味わってみたいものです。。。
選別された筍が出荷を待っています
冷涼で出荷のスタートがやや遅かった今年は、ゴールデンウィーク明け、5月10日ころまで、出荷が見込めるのではないかとのことです。
たけのこ
- 主な生産地域
- 鶴来地域
- 出荷時期
- 4月上旬~5月上旬(気候によって変わります)
- 主な栄養成分
- 食物繊維、ビタミンB2・E、カリウム
- 効能
- 便秘改善、血糖値上昇の抑制、コレステロールの摂取抑制
- お問い合わせ
- 白山農業協同組合 営農経済部
白山市井口町は7番地1
電話 076-273-5277
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