JICA国際協力セミナーin白山市(2012年度)

ページ番号1003231  更新日 2022年2月8日

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白山の力が世界・日本を元気に!!

イラスト:地球を囲んだ人

  • 開催日:平成24年10月20日(土曜)
  • 時間:午前10時〜11時30分
  • 場所:市民交流センター4階AV講義室
  • 主催:JICA北陸
  • 協賛:白山市国際交流協会
  • 内容:
    1. 日本が行っている国際協力・途上国支援とは?
      講話者:JICA北陸支部長 友部 秀器、ボランティア事業支援担当 荒谷 尚子
    2. 白山市出身の青年海外協力隊員による体験談と隊員経験の社会還元例

講話者プロフィール

  • 東野 奈津恵(法仏町)
    2009年から2年間、中米エルサルバドルで経済・市場調査という職種で、農産物の商業化活動や地域女性グループの就業支援に協力する。隊員経験を生かし、現在は株式会社のとじまファームで営業マネージャーとして活躍中。
  • 小堀 香奈(千代野)
    2010年から2012年6月まで、東アフリカにあるウガンダの小学校で音楽の授業を担当し、文化・環境の異なる人々へ、合唱やリズム遊びなどの創意工夫の指導を経験する。帰国後は貴重な体験を積極的に発信し、次世代のグローバル化に貢献している。

セミナーの様子

始めに、JICA北陸支部長の友部氏より、JICAが行っている国際協力・途上国支援についてのお話がありました。その中で皆さん驚いていたことが、JICAが国から補助を受けている額は年間9000億円、この額は日本国民1人当たり年間7000円をJICAに支払っていることになるということです。私達が支払っている税金の一部がこのような形で活用されているということを知る良い機会となりました。また、白山市から青年海外協力隊に参加する人数は、他市町村に比べ多く、石川県から現在派遣中の人数の3分の1は白山市出身の方です。あまり知られていませんが、白山市には国際協力に興味のある方がたくさんいるということを知ることができました。また、荒谷さんからは、今年度募集のお知らせと、協力隊員になるための応募から事前訓練、現地での対応などのお話がありました。
次に、隊員経験者の話では、始めに小堀さんよりウガンダでの経験の話がありました。まずは自己紹介から始まり、ウガンダの紹介、ウガンダでの生活や音楽の授業について、現地で驚いたこと(現地語でパンナンゲ!)の話があり、最後は現地で感じた「水の大切さ」や本当の意味での「いただきます」の大切さを話されました。小堀さんはとても明るく元気で、現地でのエピソードでもその人柄が表れた大変良い発表となりました。
2人目は、中米のエルサルバドルで“ハリなし蜂蜜”の生産から販売まで関わった東野さんのお話を聞きました。自ら考えた新しいラベルデザインで、実際に売上に貢献し、地元のテレビ取材にも受け答えする姿は、現地で果たした役割の大きさを強く印象づけました。また、現在営業マネージャーを務めるのとじまファームについてのお話もあり、とても行動力があり、自分の意見をしっかりと持っている東野さんの人柄が表れた講話となりました。

写真:セミナーの様子1

JICA北陸支部長 友部さんのお話


写真:セミナーの様子2

荒谷さんからの説明


写真:セミナーの様子3

小堀さんからウガンダでの経験のお話


写真:セミナーの様子4

現地でオーダーメイドで作ってもらったワンピースを着ています。


写真:セミナーの様子5

小堀さんが紹介した集合写真とても良い写真ですね!


写真:セミナーの様子6

東野さんからエルサルバドルでの経験のお話


写真:セミナーの様子7

現職のお話も熱く語ってくれました。


写真:セミナーの様子8

会場の様子。40名程が集まりました。


小堀さん、東野さん、大変貴重な講話をありがとうございました!

JICAでは、隊員経験者の講話派遣依頼を随時受け付けています!ご興味がある方はぜひご活用ください。
とても有意義で貴重な体験談を聞くことができます!

お問い合わせ先

  • JICA北陸:電話 076-233-5931
  • 白山市国際交流協会事務局:電話 076-274-9520

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