松任城址公園
- 概要
名前の由来である松任城は、平安時代末期、松任氏の館として建てられ、その後一向一揆の旗本である「松任組」の本拠地として城砦の形が整えられ、1580年 (天正8年)、織田軍の柴田勝家により落城後、織田方の城として、城下町の整備とともに城郭化が進められ、加賀藩二代藩主の前田利長が3年間、丹羽長重が11年間在城し、1614年(慶長19年)、江戸幕府の一国一城政策により廃城となりました。
松任城の史料は確認されていませんが、「松任城古図」によれば、本丸、二ノ丸、三ノ丸、矢倉台、出丸等の郭を備え、それらは幅9~23mの水堀や、空堀、土塁により守られていたとされ、外堀の城域は、南北305m、東西301m余であったと推測されます。
現在、本丸跡は松任城址公園となっていますが、二ノ丸、三ノ丸、出丸跡には、松任文化会館・松任学習センター・千代女の里俳句館が建ち、わずかに残っていた石垣は、本丸の周囲を取り囲む内堀の位置を示すと推定され、平成22年度の公園改修時には、その石垣を整備するとともに、当時の太鼓橋をイメージした高欄橋を設置するなど、松任城址としての歴史性を保全しながら「市民の憩いと語らいの場」として利用されるよう園内通路をバリアフリー化しています。
- 所在地
- 白山市古城町42番地
- 公園整備の遍歴
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- 昭和43年4月1日
おかりや公園として開設 - 平成15年度
松任駅南土地区画整理事業に伴う、おかりや公園の再整備について、おかりや公園整備構想検討委員会にて整備構想を検討。 - 平成15年10月27日
おかりや公園整備構想検討委員会から松任市長へ、城址をイメージするに相応しい整備方針及び新名称等について答申。 - 平成19年10月10日
「松任城址公園」へ名称変更 - 平成21年度
松任城址公園整備検討委員会にて整備内容を検討 - 平成22年度
整備工事着手~完成 - 平成23年5月29日
竣工披露式
- 昭和43年4月1日
- 旧公園名 おかりや公園の名称由来について
-
松任城 二の丸(現在の松任文化会館付近)の「作食蔵」跡に若宮八幡宮の仮の杜(御仮屋)が設けられていたことに起因して命名されました。
- 面積
- 0.62ha
- 開設年月日
- 昭和43年4月1日
- 公園内施設
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- 駐車場 無
- 遊具 無
- トイレ 有
- 交通アクセス
- JR「松任駅」下車徒歩2分
- 連絡先
- 白山市建設部公園緑地課 076-274-9560
地図
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このページに関するお問い合わせ
建設部公園緑地課
〒924-8688 白山市倉光二丁目1番地
電話:076-274-9560 ファクス:076-274-4188
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