松任城址公園

ページ番号1004531  更新日 2022年2月8日

印刷大きな文字で印刷

概要

名前の由来である松任城は、平安時代末期、松任氏の館として建てられ、その後一向一揆の旗本である「松任組」の本拠地として城砦の形が整えられ、1580年 (天正8年)、織田軍の柴田勝家により落城後、織田方の城として、城下町の整備とともに城郭化が進められ、加賀藩二代藩主の前田利長が3年間、丹羽長重が11年間在城し、1614年(慶長19年)、江戸幕府の一国一城政策により廃城となりました。

松任城の史料は確認されていませんが、「松任城古図」によれば、本丸、二ノ丸、三ノ丸、矢倉台、出丸等の郭を備え、それらは幅9~23mの水堀や、空堀、土塁により守られていたとされ、外堀の城域は、南北305m、東西301m余であったと推測されます。

現在、本丸跡は松任城址公園となっていますが、二ノ丸、三ノ丸、出丸跡には、松任文化会館・松任学習センター・千代女の里俳句館が建ち、わずかに残っていた石垣は、本丸の周囲を取り囲む内堀の位置を示すと推定され、平成22年度の公園改修時には、その石垣を整備するとともに、当時の太鼓橋をイメージした高欄橋を設置するなど、松任城址としての歴史性を保全しながら「市民の憩いと語らいの場」として利用されるよう園内通路をバリアフリー化しています。

所在地
白山市古城町42番地
公園整備の遍歴
  • 昭和43年4月1日
    おかりや公園として開設
  • 平成15年度
    松任駅南土地区画整理事業に伴う、おかりや公園の再整備について、おかりや公園整備構想検討委員会にて整備構想を検討。
  • 平成15年10月27日
    おかりや公園整備構想検討委員会から松任市長へ、城址をイメージするに相応しい整備方針及び新名称等について答申。
  • 平成19年10月10日
    「松任城址公園」へ名称変更
  • 平成21年度
    松任城址公園整備検討委員会にて整備内容を検討
  • 平成22年度
    整備工事着手~完成
  • 平成23年5月29日
    竣工披露式
旧公園名 おかりや公園の名称由来について

松任城 二の丸(現在の松任文化会館付近)の「作食蔵」跡に若宮八幡宮の仮の杜(御仮屋)が設けられていたことに起因して命名されました。

面積
0.62ha
開設年月日
昭和43年4月1日
公園内施設
  • 駐車場 無
  • 遊具 無
  • トイレ 有
交通アクセス
JR「松任駅」下車徒歩2分
連絡先
白山市建設部公園緑地課 076-274-9560

地図

地図:松任城址公園内平面図
公園内平面図

写真:松任城址公園


写真:太鼓橋

写真:松任城址公園西側


写真:松任城址公園東側

写真:松任城址公園園路1


写真:松任城址公園園路2

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページは役に立ちましたか。

このページに関するお問い合わせ

建設部公園緑地課
〒924-8688 白山市倉光二丁目1番地
電話:076-274-9560 ファクス:076-274-4188
建設部公園緑地課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。