「白山の水」地下水オープンデータ
目的
- 白山手取川ジオパークは「山と雪」「川と峡谷」「海と扇状地」という3エリアから成り立っています。
- 大雨が降ると上流で土石流が発生し、手取川を流れ下ります。山間部から平野部に出て広がったところで勢いが弱まり、上流から運ばれてきた大量の石や砂がたまります。たまった砂で土地が高くなると、水は周辺の低いところへと流れる場所を変えていくため、山側を頂点として、石や砂が扇状にたまっていきます。このようにして手取川扇状地は作り出されました。
- 水分野はSDGsの17の目標のうち、他分野にも深く関係する非常に重要な分野であり、市民に様々な恩恵を与えている水に着目し、白山市の自然環境について関心を高めてもらうために、地下水の水位を見える化しました。
事例
- 山の森は「みどりのダム」とも言われています。上流部では浸透した水が地下水として、下流部では地下に潜りこんでいた伏流水が湧水となって地上へ表れます。
- 地下水の量は雨や雪の量によって影響すると考えられています。また、道路や建物が増えることでアスファルトやコンクリートで地面が固められるところが多くなったことにより、水が浸透するはずの森林や田畑の面積の減少も地下水の減少に大きな影響をもたらすと考えられています。
- 白山市はゼロカーボンシティを宣言し、脱炭素の取り組みとして「産学官金」連携による豊かな自然を活かした再生可能エネルギーの導入を推進し、循環型社会の形成を目指しています。地下水を調べることで一人ひとりができることを考えてみましょう。
オープンデータ
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【令和5年5月分まで】「白山の水」地下水データ(外部リンク)
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令和5年6月~9月分 (Excel 32.4KB)
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令和5年10月~令和6年3月分 (Excel 44.1KB)
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令和6年4月~9月分 (Excel 43.6KB)
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令和6年10月分 (Excel 15.7KB)
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令和6年11月分 (Excel 15.3KB)
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令和6年12月分 (Excel 15.4KB)
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令和7年1月分 (Excel 15.4KB)
観測場所
【令和5年5月分まで】
- 鳥越エリア(井戸):バードハミング鳥越
- 扇央エリア(井戸):石川県立大学
- 美川エリア(湧水):やすまる銘水
【令和5年6月分から】
- 松任エリア:(1)宮永観測井、(2)笠間観測井
- 美川エリア:(3)鹿島町観測井、(4)美川本吉町観測井、
- 湊エリア :(5)湊リフレッシュセンター前観測井、(6)湊町8区こども広場観測井
- 鶴来エリア:(7)行町観測井、(8)明島町観測井
データの種類
- 水位
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毎日の地下水の高さを測定したものです。
現在の観測場所のデータは、地盤面(GL)からの高さ(m)で表示しています。
例えば、GL-1.50mは、地下水の水面が地盤面の1.5メートル下であることを意味します。
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