男らしさ・女らしさ ~こんなモヤモヤないかな?~
市内の中学生アンケート結果を公表します。ジェンダー意識について(1)
「男らしさ」「女らしさ」を求める言動をされたことは?
「男らしさ」「女らしさ」を求める言動とは、
- 「女の子は家のお手伝いをしなさい」と注意された。
- 「女子力が高い」と言われた。
- 力仕事は男子が呼ばれる。
- 「男のくせに泣くな」と言われた。
などのことです。
半数以上の生徒たちが、「ある」と答えています。
どんなことを言われたり、されたりした?
その他の意見(抜粋)
- 女は給食を増やしに行きにくい
- 女子はか弱いから男子が守ってあげてねと言われた。
- 女の子なんだから「俺」って言わないのと言われた。
- 女の子らしくしなさいと言われた
- 男子が力仕事をさせられた
- 身だしなみが良かったら、「女子力が高い」と言われた。
- 「女みたい」と言われた。
性別と関連づけて褒めていませんか?
例えば、「気がきくなんて、女らしいね」「頼りがいがあって、やっぱり男だね」といったように、性別に関連づけて誰かを褒めることはないでしょうか。こうした言葉は、無意識のうちに「女は気がきくものだ」「男は頼りがいがある」といった、思い込みにつながります。
気がきくのも、頼りがいがあるのも、その人の個性であって、「男だから」「女だから」ではありません。褒めたい時は性別に関連づけないよう、褒めたい部分を素直に言うことができればいいですね
「男(女)らしさ」を求める言動は、身近な人から
「男(女)らしさ」を求める言動は、両親や友達など身近な人から感じたと回答した生徒が多いです。日常生活の中で無意識のうちにそういう言動をしてしまっていることも少なくありません。
「ジェンダー」という言葉を知っていますか。
「ジェンダー」とは、社会的・文化的につくられた「男らしさ」「女らしさ」のイメージです。
ふだんの生活で、無意識のうちに思い込んでいることも多く、私たちの考えや行動に影響を与えています。
およそ90%の生徒が「知っている」「聞いたことがある」と答えました。
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