平成30年度 初夏の味覚『美川しらす』の水揚げが始まりました

ページ番号1005189  更新日 2022年2月8日

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写真:天日干しの様子

今年も美川漁港「美川しらす」の季節が始まりました。
5月15日、この日は水揚げされたしらすの釜揚げと天日干しの作業を見学させていただきました。

しらすはカタクチイワシなどの稚魚です。
今年最初の水揚げは5月14日で、シーズンが始まったばかりのこの日は身の引き締まった小ぶりなシラスが多かったです。
これが成長して、うろこがつき始めるまでのおよそ1か月間、6月中頃までがしらすのシーズンとなります。

釜ゆで、天日干し作業の様子です

石川県漁協美川支所の組合員の皆さんが水揚げ直後の新鮮なしらすを漁港内で素早く釜ゆで、天日干しします。

写真:シラス漁の船

写真:水揚げされたシラス


この日は朝5時ころから出漁し、8時ころに一度帰港して90kgほどのしらすを一度水揚げし、船はすぐに再度漁にでていきました。
透明に輝くしらすは、鮮度を保つためにたくさんの氷と一緒にかごに入れられ、漁港内の作業場にすぐに運び込まれます。

写真:作業の様子
水揚げされたばかりの生しらすを素早く計量し、八角形の木枠「せいろ」に広げます。

写真:しらすをゆでる作業1

写真:しらすをゆでる作業2


せいろをかごにセットし、大きな釜でゆでます。その日揚がったしらすの大きさによってゆで時間を調整します。作業場の中いっぱいに「おいしい」香りの湯気が立ち込めます!

写真:しらすをゆでる作業3
ゆであがったしらすのおいしい香りの
湯気が立ち込めます。
写真:ゆであがったしらす
ゆであがったばかりのしらすはきれいな
白色をしています。

写真:天日干し作業の様子

写真:美川しらすの幟


ゆであがったしらすを丁寧に広げ、天日干しにします。

釜揚げしらすや干したしらすを求めて、多くのお客さんが、船が港に入る前から待っていました。

生しらす丼をいただけます

写真:生しらす丼

美川漁港の近くにある白山市地産地消推奨店の「鮨 美浜」では、美川しらすが採れる季節限定で「生しらす丼」をいただくことができます。

白山市のしらす漁は、平成20年から試験操業、平成23年より本操業を開始しました。
手取川のミネラル豊富な水は稚魚の成育に適した絶好の漁場をつくっています。
初夏の白山・美川の味、『美川しらす』は美川漁港前の直売所で入手できます。

『美川しらす』に関するお問い合わせ

石川県漁業協同組合 美川支所 (電話 076−278−2144)

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電話:076-274-9522 ファクス:076-274-4177
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